加工コストを左右する!フライス盤設計での最適肉厚とは?

代表よりご挨拶

「精密部品加工・治具開発など全ての図面を丸投げして頂き、貴社の管理部門のコストダウンを実現します。ワンストップで高品質な加工サービスをご提供したい。」そんな思いで経営に取り組んでいます。創業から半世紀を超えた熟練の技術、対応スピード、多数の協力工場ネットワークで貴社のお悩みを解決します。横浜の高速道路そばに工場があるために、静岡や愛知まですぐに打ち合わせにお伺い出来ます。

代表取締役 杉田 勇

設計エンジニアの皆様へ:加工コストを最適化するためのフライス盤設計の肉厚ガイド

設計段階での肉厚の最適化が、加工コストと品質のバランスを実現します。

  • ✔ 加工コスト削減のための肉厚設計のポイントを解説
  • ✔ 実例を交えた設計ミスの回避方法を紹介
  • ✔ 設計と加工の連携による品質向上の秘訣を伝授

1. フライス盤の種類と対応素材

フライス盤は、主に立てフライス盤と横フライス盤の2種類に大別されます。立てフライス盤は、主軸が垂直方向に配置されており、主に平面加工や溝加工に適しています。一方、横フライス盤は、主軸が水平方向に配置されており、側面加工や溝加工に適しています。対応素材としては、アルミニウム、鋼、ステンレス鋼などが一般的であり、素材の特性に応じて適切なフライス盤を選定することが重要です。

2. 肉厚が設計とコストに与える影響とは?

部品の肉厚は、設計と加工コストの両面に大きな影響を与えます。薄すぎる肉厚は、加工中の変形や破損のリスクを高め、追加の補強や再加工が必要になる場合があります。逆に、厚すぎる肉厚は、材料費の増加や加工時間の延長を招き、コストが上昇します。最適な肉厚を設計することで、加工の安定性とコスト効率を両立させることが可能です。

3. 設計者がやりがちな失敗例と回避策

設計者が陥りやすい失敗の一つに、肉厚の不均一な設計があります。例えば、部品の一部だけが極端に薄い場合、加工中にその部分が変形しやすくなります。また、急激な肉厚の変化は、応力集中を引き起こし、破損の原因となります。これらの問題を回避するためには、肉厚を均一に保つことや、緩やかな変化を持たせる設計が推奨されます。

4. コスト削減を実現する設計改善ポイント

コスト削減を目指す設計改善のポイントとして、以下の点が挙げられます。まず、加工しやすい形状を採用することで、加工時間を短縮できます。次に、標準的な工具や治具を使用できる設計にすることで、特別な設備の必要性を減らし、コストを抑えることができます。また、部品の統合や簡素化を図ることで、組立工数や部品点数を削減し、全体のコストダウンにつながります。

5. 加工現場との連携でミスを減らす工夫

設計と加工現場の連携は、製品品質の向上とミスの削減に不可欠です。設計段階で加工現場の意見を取り入れることで、実現可能な設計が可能になります。例えば、加工現場からのフィードバックをもとに、加工しやすい形状や公差を設定することで、加工ミスや再加工のリスクを減らすことができます。また、設計変更時には、加工現場との情報共有を密に行い、スムーズな対応を図ることが重要です。

6. 設計と生産の歩み寄りで成果を最大化

設計と生産部門が密接に連携することで、製品の品質向上とコスト削減を同時に実現できます。例えば、設計段階で生産工程を考慮した設計を行うことで、加工の効率化や不良品の削減が可能になります。また、定期的なミーティングや情報交換を通じて、双方の課題や改善点を共有し、継続的な改善活動を推進することが重要です。これにより、製品開発のスピードアップや市場競争力の強化につながります。

会社案内

代表よりご挨拶

「精密部品加工・治具会開発など全ての種類の図面を丸投げして頂き、貴社の管理部門のコストダウンを実現します。ワンストップで高品質な加工サービスをご提供したい。」そんな思いで経営に取り組んでいます。創業から半世紀を超えた熟練の技術、対応スピード、多数の協力工場ネットワークで貴社のお悩みを解決します。横浜の高速道路そばに工場があるために、静岡や愛知まですぐに打ち合わせにお伺い出来ます。

代表取締役 杉田 勇

横浜からご訪問&ZOOMも可能です

高速道路そばのため、貴社まですぐにお伺いできます。
まずは顔を合わせて詳細をお伺いいたします。

全国のお客様とお付き合いがあるために、
ZOOMでいつでもご相談いただけます。

会社概要

会社名株式会社関東精密
所在地〒224-0053
神奈川県横浜市都筑区池辺町4826-2
TEL045-534-5427
FAX045-507-4223
代表取締役杉田 勇
設立昭和48年2月
資本金1000万円
事業内容加工治具・検査治具・バリ取り装置
・精密機械部品・各種金型の製造及び販売

沿革

和47年1月西脇利光代表取締役(他6名)
資本金400万円にて東京都大田区多摩川に会社設立
昭和58年7月マシニングセンター導入
平成8年2月資本金1000万円に増資
平成16年2月神奈川県横浜市都筑区川向町に工場移転
マシニングセンターNV-5000(森精機)導入
平成19年3月西脇利光 代表取締役 退任
杉田 勇 代表取締役 就任
平成20年7月ワイヤーカット(牧野フライス)導入
平成23年10月神奈川県横浜市都筑区池辺町に工場移転
平成23年12月マシニングセンター NVX5100/40(森精機)
金型フルオプション 導入
平成24年8月3D-CAD/CAM Visi 同時4軸仕様 導入
平成25年3月ワイヤーカット 三菱 FX20K 導入
平成26年7月5軸マシニング DMG DMU50 導入
平成29年8月5軸マシニング DMG DMUmonoblock80 導入
平成30年5月3次元測定器 キーエンス XM-1500 導入
令和4年2月5軸マシニング DMG DMU50 導入
令和4年3月画像測定器 キーエンス IM-8000 導入
令和4年9月NC旋盤 TCN-2100L3 導入
令和4年10月NC旋盤 LB3000 導入

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    株式会社関東精密(以下、当社)は、個人情報を保護することが事業活動の基本であるとともに社会的責務であると考えております。 この責務を果たすため、当社は以下の方針に従って、個人情報の保護に努めます。
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