AICHI CRAFTSMANSHIP
High Precision Titanium Processing
難削材を、
至高の精度へ。
硬度への挑戦。チタン加工の常識を変える
愛知のNC旋盤技術が、貴社の製品開発を加速させます。
ミクロン単位のこだわりが、確かな信頼を形にする。
モノづくりの中心地である愛知県において、難削材であるチタンのNC旋盤加工に対応できる協力会社をお探しの調達担当者様、設計・開発担当者様。
「チタンの加工を依頼したが、精度が出ないと断られた」
「試作から量産まで、安定した品質で供給できる愛知県内の工場が見つからない」
「納期やコストの面で、既存のサプライヤーに不満がある」
このような課題をお持ちではないでしょうか?
チタンは軽量・高強度・高耐食性という優れた特性を持つ一方で、「熱伝導率が低い」「焼き付きやすい」といった加工難易度の高さから、加工業者選びが非常に難しい素材です。
本記事では、愛知県でチタンのNC旋盤加工を依頼する際に知っておくべき技術的背景と、失敗しないパートナー選びのポイント、そして当社の高精度加工技術について詳しく解説します。
【チタン】の【NC旋盤加工】とは?難削材加工の基礎知識と技術的課題
ここでは、なぜチタンがNC旋盤加工において「難削材」と呼ばれるのか、その技術的理由と解決策を専門的な視点で解説します。
チタンが「難削材」と呼ばれる3つの理由
チタンおよびチタン合金(64チタンなど)は、ステンレスやアルミニウムとは異なる独特な物理的特性を持っています。NC旋盤で切削を行う際、主に以下の3点が大きな障壁となります。
- 熱伝導率が極めて低い:
鉄の約1/4、アルミニウムの約1/13しか熱を伝えません。そのため、切削時に発生した熱が切り屑や母材に逃げず、工具の刃先に熱が集中します。これが工具の急速な摩耗や破損(チッピング)の主原因となります。 - 化学的活性が高い(焼き付きやすい):
高温になると他元素と反応しやすくなり、工具材(特に超硬合金)と化学反応を起こして溶着(凝着)しやすくなります。これにより仕上面が荒れたり、構成刃先が発生して寸法精度が狂う原因となります。 - ヤング率が低い(たわみやすい):
鉄の約1/2のヤング率であるため、切削抵抗を受けると「たわみ」や「びびり振動」が発生しやすくなります。特に薄肉形状のNC旋盤加工においては、真円度の維持が困難になります。
NC旋盤によるチタン加工の技術的アプローチ
上記の課題を克服し、NC旋盤で高精度なチタン部品を製作するには、単なる機械操作だけでなく、以下のような高度な技術的アプローチが不可欠です。
1. 最適な工具選定とコーティング技術
熱伝導率の低さに対抗するため、耐熱性に優れた超硬工具や、チタン専用のコーティング(TiAlN系など)が施されたインサートを選定する必要があります。また、切れ味を優先したポジティブ形状のチップを使用し、切削抵抗を低減させる工夫も求められます。
2. 高圧クーラントによる冷却と切り屑処理
刃先に集中する熱を強制的に冷却するため、高圧クーラントを刃先にピンポイントで供給する技術が重要です。これにより、冷却効果を高めるだけでなく、絡まりやすいチタンの切り屑を分断・排出させる効果も期待できます。
3. 加工パスと切削条件の最適化
加工硬化を防ぐために「送り速度」や「切り込み量」を適切に設定する必要があります。また、薄肉ワークの変形を防ぐためのチャッキング(把持)方法の工夫や、仕上げ代を考慮した粗加工のプログラム作成など、熟練のノウハウが品質を左右します。
愛知県で提供する当社のチタン・NC旋盤加工サービス
当社は、自動車産業や航空宇宙産業が集積する愛知県において、長年にわたり難削材の加工技術を磨いてまいりました。チタンをはじめとする特殊金属の旋盤加工において、試作から量産まで柔軟に対応いたします。
Reason1.
営業について
Reason1-1.
企画から相談できる
「市販品だとサイズが大きいし重いから、アルミで製作できないか」など、お悩みの企業様からのご相談を受けて、試作を繰り返して納得のいくご提案をします。
Reason1-2.
図面から完成品まで加工をワンストップ
刻印・焼入れ・研磨・溶接・表面処理・組立てまで弊社と協力会社にて行えます。図面だけあれば完成します。
Reason1-3.
厳しい納期に関して対応可能
企業のお客様のご希望納期通りに納品しています。そのため、生産管理システムと現場での納期の可視化、各機械ごとの1日の生産状況の可視化などを行うことで可能にしています。
Reason2.
製造について
Reason2-1.
アルミ加工はコストカットとスピード対応が可能
自社設計のアルミ専用特殊工具を使うことで、大きめの材料から10個製品を作れるため、材料費を抑え短時間で加工することが可能になりました。結果としてコストダウンが実現しました。
Reason2-2.
外観面に傷をつけずに加工
特にアルミは傷がつきやすい素材です。加工時に保護シートを使用することの他、お客様のお手元に届くまでの保管・梱包・運搬のプロセスでも傷をつけない環境や設備がございます。
Reason2-3.
軽量化で薄い板も加工できます
冷凍チャックや真空チャックという自社の特殊設備で1mm以下の厚さでも高い精度で加工が可能です。異形状でも対応しています。
Reason2-4.
量産から単発・単品加工も可能です
大きなものは月産500個、小さなものは月産6,000個の実績があります。コストダウンしたい場合には、月産10~1,000個がオススメです。もちろん単品・単発加工も可能です。
Reason3.
品質保証について
Reason3-1.
加工や運搬のキズ対策
お客様の基準をクリアするレベルまで最適な処理をします。専任の品質管理部が責任をもって対応しています。
Reason3-2.
品質保証
品質マネジメントシステムの自社運用のため、各製品ごとに製造プロセスから検査に至るまで遡って対応可能です。入社3年目以降の社員は検査員資格を取得する教育を行っています。
Reason3-3.
高精度の検査体制
測定器は信頼のある日本製を使用し、使用頻度の高い測定器は毎日点検し記録しています。三次元測定器による保証のついた測定データも添付可能です。
愛知県の製造業様から当社が選ばれる4つの理由
数多くの加工業者が存在する愛知県において、なぜ当社がチタン加工のパートナーとして選ばれ続けているのか。その理由は、技術力と対応力のバランスにあります。
1. 純チタンから64チタン合金まで幅広い材種に対応
一口にチタンと言っても、JIS2種などの「純チタン」から、航空機や医療機器に使われる「Ti-6Al-4V(64チタン)」などの合金まで様々です。当社ではそれぞれの特性に合わせた切削条件データを蓄積しており、材種を問わず高精度な加工が可能です。
2. 複合加工機による工程集約と高精度化
NC旋盤機能に加えてミーリング機能を持つ「ターニングセンタ」や「複合加工機」を保有しています。これにより、旋削・穴あけ・フライス加工をワンチャッキングで行うことができ、工程間の積み替え誤差を排除した幾何公差の厳しい部品も製作可能です。
3. 薄肉形状・複雑形状への対応力
チタン加工で最も難しいとされるのが、薄肉パイプ形状や異形ワークの加工です。独自の治具(ジグ)製作や、歪みを抑える特殊なチャッキング技術により、「びびり」や「変形」を極限まで抑えた加工を実現しています。
4. 徹底した品質管理とトレーサビリティ
温度管理された検査室にて、三次元測定機や画像寸法測定器を用いた厳格な検査体制を敷いています。愛知県内の大手メーカー様との取引実績に基づき、材料証明(ミルシート)の添付や検査成績書の提出など、高いレベルでの品質保証に対応しています。
他社との違いについて【技術力・対応力の比較】
チタンのNC旋盤加工は、一般的な鉄やアルミの加工とは次元の異なるノウハウが必要です。「どこに出しても同じ」ではありません。一般的な加工業者と当社との違いを比較表にまとめました。
| 比較項目 | 一般的な加工業者 | 当社(難削材特化) |
|---|---|---|
| チタン加工実績 | ステンレス加工の延長で対応 (トラブルが多い) | チタン専任の技術チームあり (豊富な切削データ保有) |
| 工具・設備 | 汎用的な工具を使用 (摩耗が早く精度が不安定) | チタン専用工具・高圧クーラント完備 (安定した連続加工が可能) |
| 精度保証 | 公差±0.05mm程度が限界の場合も | ミクロン台(μm)の公差に対応可能 (温度管理された環境下で加工) |
| 対応ロット | 量産のみ、または試作のみ | 試作1個から中・量産まで一貫対応 (開発リードタイムを短縮) |
| 納期対応 | 外注依存の工程が多く遅れがち | 社内一貫加工により短納期を実現 (愛知県内なら即日対応も相談可) |
会社案内
愛知県を拠点に、高品質な金属加工サービスを提供しております。工場の設備詳細や企業理念については、以下をご覧ください。
代表よりご挨拶

創業1970年、木工機械の部品製作から始まり、時代の変化と共にさまざまな業界にチャレンジしてきました。自動車専用機、工作機械、車椅子、バイク、半導体製造設備、航空機など、金属部品切削加工を軸に堅実に成長してまいりました。
昨今の世界情勢と国内における製造業の厳しさを日々感じておりますが、社名変更を期に益々の発展を目指し、お客様に満足をしていただけるよう、日々努力を重ねていく所存でございます。
皆さまからの信頼・ご期待に応え、経済・社会の礎となるモノづくりを目指して、全社員一丸となって取り組んでまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
株式会社MRT
代表取締役 村田 直喜
会社概要
| 社名 | 株式会社MRT |
| 代表取締役 | 村田 直喜 |
| 所在地 | 〒454-0996 愛知県名古屋市中川区伏屋二丁目209番地 |
| 設立 | 創業/昭和45年4月 設立/昭和62年10月(法人化) |
| 資本金 | 1,000 万円 |
| 社員数 | 17 名 |
| 業種 | 精密部品機械加工 |
| 事業内容 | 各種機械部品のNC旋盤・マシニングセンタによる切削加工 (表面処理等最終工程まで請負可能)自動車関連専用機 航空機 医療器 半導体製造設備関連等 |
| 取引銀行 | 三十三銀行、名古屋銀行、中京銀行 |
| 加盟団体 | 愛知中小企業家同友会、(社)中川法人会、名古屋商工会議所 |
会社沿革
昭和45年4月に創業者 村田明朗が木工機械の部品製造を目的として創業し、山下機械株式会社との取引がきっかけで、自動車部品の専用機の部品加工に長年にわたり携わってまいりました。モノづくりへの技術・思いを積み重ね、職人集団として多種多様な要望にお応えし、多くの取引先から評価をいただいております。
| 1970年(昭和45年) | 4月 | 村田明朗が名古屋市中川区中須町に村田鉄工所として開業する。 |
| 1981年(昭和56年) | 12月 | NC旋盤を導入。 |
| 1987年(昭和62年) | 10月 | 有限会社 村田鉄工所に改組 |
| 1990年(平成2年) | 6月 | M/C滝澤MAC-410導入。 |
| 1998年(平成10年) | 5月 | 4軸付M/C森精機SV400導入。 |
| 2001年(平成13年) | 4月 | 4軸付M/C森精機SV403導入。 |
| 2004年(平成16年) | 4月 10月 | 中川区押元町に本社工場移転。 M/C森精機NV5000α1B導入 |
| 2006年(平成18年) | 10月 | 4軸付M/C森精機NV5000α1A導入。 |
| 2011年(平成23年) | 12月 | NC複合旋盤 滝澤TCN-2000Y導入。 |
| 2012年(平成24年) | 10月 | 株式会社MRTに改組・社名変更。 |
| 2014年(平成26年) | 4月 | M/CブラザーS700X1導入。 |
| 2015年(平成27年) | 4月 10月 12月 | M/CブラザーS700X1導入。 村田直喜が代表取締役に就任。 東京精密製三次元測定機を導入。ISO 9001 認証取得。 |
| 2019年(令和元年) | 7月 9月 | 中川区伏屋に本社工場移転。 M/CオークマMB-46VAE導入。 |
| 2020年(令和2年) | 3月 | M/CブラザーS1000X1導入。 |
| 2021年(令和3年) | 4月 | M/CオークマGENOS M460-VE導入。 |
| 2022年(令和4年) | 3月 | M/CオークマGENOS M460-VE導入。 |
| 2023年(令和5年) | 6月 | M/CオークマMU-4000V導入。自動搬送ロボットSTANDROID導入。 |
お問い合わせ
チタンのNC旋盤加工に関するお見積り、技術的なご相談、納期確認など、お気軽にお問い合わせください。
図面がない段階でのご相談(VA/VE提案)も歓迎しております。
メールでお問い合わせの場合
プライバシーポリシー
個人情報保護方針
株式会社 MRT(以下、弊社)は、弊社をご利用になる皆様のプライバシー及び個人情報の保護にあたり、慎重に取り扱うとともに適用される法令及びその他の規範を遵守致します。
個人情報の取得・利用目的
弊社では、電話、FAX、電子メール、ウェブサイトでのお問合せの際に頂く、個人情報(お名前、ご住所、お電話番号、電子メール等)は、次の目的以外での利用は致しません。
1. お客様からのお問合せに対するご連絡をするため
2. 弊社からのお知らせをお届けするため
3. サービス向上のためのアンケートやダイレクトメールなどお客様へ有用と思われるご案内をお届けするため
個人情報の提供
弊社では、お客様からご提供頂いた個人情報は、お客様ご本人の同意無く、第三者に対して個人情報を開示することは致しません。ただし、法令等により個人情報の開示が要求された場合、当該官公署に限り開示します。
セキュリティー
お客様からご提供頂いた個人情報は、弊社にて厳重に管理し、紛失、破壊、改ざん、漏洩等の防止に努めます。
プライバシーポリシーの更新について
弊社は、プライバシーポリシーを変更する場合があります。
プライバシーポリシーに重要な変更がある場合には、サイト上で告知します。
2021年09月1日
株式会社 MRT
代表取締役 村田 直喜
【深掘り解説】チタン×NC旋盤加工を成功させるための詳細ガイド
ここからは、より専門的な情報をお探しの技術者様やバイヤー様向けに、チタン加工を成功させるための深掘りコンテンツをお届けします。
純チタンとチタン合金(64チタン)の加工性の違い
チタン加工を依頼する際、材料の種類によって加工難易度とコストが大きく変わることを理解しておく必要があります。
純チタン(JIS 1種~4種)
耐食性が非常に高く、プラント設備や化学装置の部品によく使われます。合金に比べて強度は劣りますが、粘り気が強いため、構成刃先(溶着)が発生しやすいのが特徴です。NC旋盤では、切り屑が長く繋がりやすいため、切り屑処理(チップブレーカーの選定)が重要になります。
チタン合金(Ti-6Al-4V / 64チタン)
最も代表的なチタン合金で、航空機部品や自動車のレース用部品に使用されます。純チタンよりも強度と硬度が高く、切削抵抗が非常に大きいのが特徴です。工具寿命が短くなりやすいため、工具交換のサイクル管理や、切削速度の厳密なコントロールが求められます。愛知県内の航空宇宙関連の案件では、この64チタンの加工依頼が大多数を占めます。
クーラント(切削油)の選定が品質を左右する
チタンのNC旋盤加工において、クーラントは単なる冷却材以上の役割を果たします。
- 水溶性クーラント:冷却性能に優れており、発火の危険性が低いため、高速加工や無人運転時の粗加工に適しています。近年では、高圧給油に対応したエマルジョンタイプが主流です。
- 不水溶性クーラント:潤滑性が高く、仕上げ面をきれいにしたい場合や、小径の精密加工に適しています。構成刃先の発生を抑える効果が高いですが、引火のリスクがあるため管理には注意が必要です。
当社では、加工内容や求められる精度に応じて最適なクーラントを選定・管理し、チタン加工特有のトラブルを未然に防いでいます。
愛知県でチタン加工のサプライチェーンを構築するメリット
愛知県は日本一の製造品出荷額を誇るモノづくり県です。チタンのNC旋盤加工を愛知県内の企業に依頼することで、以下のようなメリットがあります。
- 後工程へのスムーズな連携:
加工だけでなく、研磨、表面処理(陽極酸化処理など)、熱処理を行える協力工場が県内に集積しているため、完成品としてのリードタイムを短縮できます。 - 材料調達の利便性:
特殊金属を取り扱う材料商社が多く、チタン材の入手性が比較的良好です。 - 物流コストの削減:
東海エリアのハブとなる立地により、全国への発送はもちろん、県内企業間の輸送コストを抑えることが可能です。
愛知県でチタンのNC旋盤加工、難削材加工にお困りの際は、ぜひ確かな技術力を持つ当社へご相談ください。貴社のモノづくりを強力にサポートいたします。


