ミクロン単位の精度が未来の製品を変える。
樹脂加工とNC旋盤のスペシャリストとして、試作から量産まで対応。
難削材も自在に操る、愛知県の確かな技術力をご提供します。
高品質・短納期を実現するパートナーをお探しならお任せください。
愛知県で樹脂のNC旋盤加工なら、確かな技術力を持つ当社にお任せください
自動車産業をはじめ、航空宇宙、ロボット産業が集積する「ものづくり王国」愛知県。この地において、金属加工と同様に欠かせないのが「樹脂(プラスチック)」の精密加工です。
しかし、調達担当者様や設計者様の中には、以下のようにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
- 「金属加工の業者は多いが、樹脂の旋盤加工が得意な業者が愛知県内で見つからない」
- 「試作品1個から対応してほしいが、短納期で頼める先がない」
- 「POMやPEEKなどのエンジニアリングプラスチックを高精度で加工してほしい」
樹脂は金属とは異なり、熱による寸法変化や材質ごとのクセが強く、NC旋盤加工には独自のノウハウと環境が必要です。当社は愛知県を拠点に、樹脂加工に特化した技術と設備を保有し、お客様の課題解決をサポートしています。
本記事では、樹脂のNC旋盤加工における技術的なポイントや、失敗しない依頼先の選び方について詳しく解説します。
【樹脂】の【NC旋盤加工】とは?高精度な丸物加工を実現する技術
ここでは、専門的な知識を求める検索ユーザーに向け、樹脂のNC旋盤加工について技術的な側面から解説します。
NC旋盤加工の基本原理と樹脂加工の特徴
NC旋盤加工(Numerically Control Lathe Turning)とは、数値制御された機械を用い、「回転させたワーク(材料)に刃物(バイト)を当てて削る」加工方法です。主に円筒形状の部品製作に適しており、外径加工、内径加工、ねじ切りなどが可能です。
樹脂(プラスチック)をNC旋盤で加工する場合、金属加工とは異なる以下の特性を理解する必要があります。
- 熱伝導率の低さ:加工熱が蓄積しやすく、樹脂が溶けたり変形したりするリスクがある。
- 熱膨張係数の大きさ:温度変化による寸法変化が激しく、ミクロン単位の精度出しには温度管理が不可欠。
- 弾性変形:チャッキング(固定)の圧力で変形しやすく、歪みを考慮した固定技術が必要。
マシニング加工とNC旋盤加工の違い
樹脂加工において混同されがちなのが「マシニングセンタ」による加工です。それぞれの違いは以下の通りです。
| 加工種類 | 主な動作 | 得意な形状(樹脂) |
|---|---|---|
| NC旋盤加工 | 材料が回転し、刃物は固定 | 丸棒、パイプ、シャフト、フランジ、ローラーなどの円筒形状 |
| マシニング加工 | 材料は固定し、刃物が回転 | 角材、プレート加工、複雑な穴あけ、ポケット加工 |
当社では、複合加工機を用いることで、旋盤加工(丸物)の側面に穴を開けたり、キー溝を掘ったりする工程もワンチャッキングで対応可能です。
サービス内容
当社が提供する樹脂加工サービスの概要をご紹介します。愛知県内はもちろん、全国からのご依頼に対応しております。
Reason1.
営業について
Reason1-1.
企画から相談できる
「市販品だとサイズが大きいし重いから、アルミで製作できないか」など、お悩みの企業様からのご相談を受けて、試作を繰り返して納得のいくご提案をします。
Reason1-2.
図面から完成品まで加工をワンストップ
刻印・焼入れ・研磨・溶接・表面処理・組立てまで弊社と協力会社にて行えます。図面だけあれば完成します。
Reason1-3.
厳しい納期に関して対応可能
企業のお客様のご希望納期通りに納品しています。そのため、生産管理システムと現場での納期の可視化、各機械ごとの1日の生産状況の可視化などを行うことで可能にしています。
Reason2.
製造について
Reason2-1.
アルミ加工はコストカットとスピード対応が可能
自社設計のアルミ専用特殊工具を使うことで、大きめの材料から10個製品を作れるため、材料費を抑え短時間で加工することが可能になりました。結果としてコストダウンが実現しました。
Reason2-2.
外観面に傷をつけずに加工
特にアルミは傷がつきやすい素材です。加工時に保護シートを使用することの他、お客様のお手元に届くまでの保管・梱包・運搬のプロセスでも傷をつけない環境や設備がございます。
Reason2-3.
軽量化で薄い板も加工できます
冷凍チャックや真空チャックという自社の特殊設備で1mm以下の厚さでも高い精度で加工が可能です。異形状でも対応しています。
Reason2-4.
量産から単発・単品加工も可能です
大きなものは月産500個、小さなものは月産6,000個の実績があります。コストダウンしたい場合には、月産10~1,000個がオススメです。もちろん単品・単発加工も可能です。
Reason3.
品質保証について
Reason3-1.
加工や運搬のキズ対策
お客様の基準をクリアするレベルまで最適な処理をします。専任の品質管理部が責任をもって対応しています。
Reason3-2.
品質保証
品質マネジメントシステムの自社運用のため、各製品ごとに製造プロセスから検査に至るまで遡って対応可能です。入社3年目以降の社員は検査員資格を取得する教育を行っています。
Reason3-3.
高精度の検査体制
測定器は信頼のある日本製を使用し、使用頻度の高い測定器は毎日点検し記録しています。三次元測定器による保証のついた測定データも添付可能です。
愛知県の製造業を支える当社の強み・選ばれる理由
なぜ、多くの企業様が当社の樹脂NC旋盤加工を選んでくださるのか。その理由は、徹底した「品質管理」と「提案力」にあります。
1. 樹脂専用の徹底した温度管理と設備環境
前述の通り、樹脂は温度変化に非常に敏感です。当社では、工場内の温度を24時間体制で管理し、材料の保管から加工、検査に至るまで一定の温度環境下で行っています。これにより、納品後の寸法変化トラブルを未然に防ぎ、金属部品に匹敵する高精度を実現しています。
2. 試作1個から量産まで、短納期に対応する柔軟性
「開発段階の試作品だから1個だけ欲しい」「ラインストップを防ぐために急ぎで交換部品が必要」といったご要望にも迅速に対応します。愛知県内の地の利を活かしたフットワークの軽さと、夜間無人運転も可能な自動化ラインにより、短納期・多品種少量生産を可能にしています。
3. 最適な材質選定(VA/VE)の提案力
図面通りの加工はもちろん、「コストダウンしたい」「耐熱性を上げたい」「軽量化したい」といったご相談に対して、最適な樹脂素材(エンジニアリングプラスチック)の選定から提案いたします。金属から樹脂への置き換え(代替)実績も豊富です。
他社との違い|樹脂加工専門店の技術力
「どこに頼んでも同じではないか?」と思われるかもしれませんが、金属加工をメインとする工場と、当社のような樹脂加工を専門とする工場では、仕上がりに大きな差が出ます。一般的な加工業者との比較をまとめました。
| 比較項目 | 一般的な金属加工兼業店 | 当社の樹脂加工専門対応 |
|---|---|---|
| 油分の付着・コンタミ | 金属加工用の切削油(油性)を使用するため、樹脂に油が浸透したり、洗浄してもベタつきが残る場合がある。 | 樹脂専用の水溶性クーラントやドライ加工を選定。医療・食品機器向けでも安心のクリーン度を保持。 |
| 傷・チャッキング痕 | 金属用の硬い爪で掴むため、柔らかい樹脂表面に傷や打痕がつきやすい。 | 樹脂専用の「生爪(なまづめ)」や治具を使用し、包み込むように把持するため、製品に傷をつけない。 |
| バリの処理 | 樹脂特有の粘り気のあるバリを取り切れず、手作業での除去ムラが発生しやすい。 | 最適な刃物選定と切削条件により、バリの発生自体を抑制。微細なバリも顕微鏡下で確実に処理。 |
| 透明樹脂の仕上げ | 切削面が白濁したまま納品されることが多い。 | アクリルやポリカーボネートなどは、透明化処理(研磨・薬品処理)まで一貫対応が可能。 |
このように、当社は樹脂の特性を知り尽くしているからこそできる、「美観」と「精度」を両立した加工を提供しています。
会社案内
愛知県で信頼と実績を積み重ねてきた当社の基本情報です。
代表よりご挨拶

創業1970年、木工機械の部品製作から始まり、時代の変化と共にさまざまな業界にチャレンジしてきました。自動車専用機、工作機械、車椅子、バイク、半導体製造設備、航空機など、金属部品切削加工を軸に堅実に成長してまいりました。
昨今の世界情勢と国内における製造業の厳しさを日々感じておりますが、社名変更を期に益々の発展を目指し、お客様に満足をしていただけるよう、日々努力を重ねていく所存でございます。
皆さまからの信頼・ご期待に応え、経済・社会の礎となるモノづくりを目指して、全社員一丸となって取り組んでまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
株式会社MRT
代表取締役 村田 直喜
会社概要
| 社名 | 株式会社MRT |
| 代表取締役 | 村田 直喜 |
| 所在地 | 〒454-0996 愛知県名古屋市中川区伏屋二丁目209番地 |
| 設立 | 創業/昭和45年4月 設立/昭和62年10月(法人化) |
| 資本金 | 1,000 万円 |
| 社員数 | 17 名 |
| 業種 | 精密部品機械加工 |
| 事業内容 | 各種機械部品のNC旋盤・マシニングセンタによる切削加工 (表面処理等最終工程まで請負可能)自動車関連専用機 航空機 医療器 半導体製造設備関連等 |
| 取引銀行 | 三十三銀行、名古屋銀行、中京銀行 |
| 加盟団体 | 愛知中小企業家同友会、(社)中川法人会、名古屋商工会議所 |
会社沿革
昭和45年4月に創業者 村田明朗が木工機械の部品製造を目的として創業し、山下機械株式会社との取引がきっかけで、自動車部品の専用機の部品加工に長年にわたり携わってまいりました。モノづくりへの技術・思いを積み重ね、職人集団として多種多様な要望にお応えし、多くの取引先から評価をいただいております。
| 1970年(昭和45年) | 4月 | 村田明朗が名古屋市中川区中須町に村田鉄工所として開業する。 |
| 1981年(昭和56年) | 12月 | NC旋盤を導入。 |
| 1987年(昭和62年) | 10月 | 有限会社 村田鉄工所に改組 |
| 1990年(平成2年) | 6月 | M/C滝澤MAC-410導入。 |
| 1998年(平成10年) | 5月 | 4軸付M/C森精機SV400導入。 |
| 2001年(平成13年) | 4月 | 4軸付M/C森精機SV403導入。 |
| 2004年(平成16年) | 4月 10月 | 中川区押元町に本社工場移転。 M/C森精機NV5000α1B導入 |
| 2006年(平成18年) | 10月 | 4軸付M/C森精機NV5000α1A導入。 |
| 2011年(平成23年) | 12月 | NC複合旋盤 滝澤TCN-2000Y導入。 |
| 2012年(平成24年) | 10月 | 株式会社MRTに改組・社名変更。 |
| 2014年(平成26年) | 4月 | M/CブラザーS700X1導入。 |
| 2015年(平成27年) | 4月 10月 12月 | M/CブラザーS700X1導入。 村田直喜が代表取締役に就任。 東京精密製三次元測定機を導入。ISO 9001 認証取得。 |
| 2019年(令和元年) | 7月 9月 | 中川区伏屋に本社工場移転。 M/CオークマMB-46VAE導入。 |
| 2020年(令和2年) | 3月 | M/CブラザーS1000X1導入。 |
| 2021年(令和3年) | 4月 | M/CオークマGENOS M460-VE導入。 |
| 2022年(令和4年) | 3月 | M/CオークマGENOS M460-VE導入。 |
| 2023年(令和5年) | 6月 | M/CオークマMU-4000V導入。自動搬送ロボットSTANDROID導入。 |
お問い合わせ
お見積り依頼、加工可否のご相談、材質選定のアドバイスなど、お気軽にお問い合わせください。図面データ(DXF, PDF, STEP等)があれば、よりスムーズな回答が可能です。
メールでお問い合わせの場合
プライバシーポリシー
個人情報保護方針
株式会社 MRT(以下、弊社)は、弊社をご利用になる皆様のプライバシー及び個人情報の保護にあたり、慎重に取り扱うとともに適用される法令及びその他の規範を遵守致します。
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セキュリティー
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プライバシーポリシーの更新について
弊社は、プライバシーポリシーを変更する場合があります。
プライバシーポリシーに重要な変更がある場合には、サイト上で告知します。
2021年09月1日
株式会社 MRT
代表取締役 村田 直喜
【樹脂】×【NC旋盤加工】についてさらに詳しく知る(材質・技術深掘り)
ここでは、より専門的な情報を求める設計・開発担当者様向けに、NC旋盤加工で扱われる主要な樹脂素材や、加工難易度に関わるポイントを深掘りします。
NC旋盤加工でよく扱われる樹脂素材一覧
用途に合わせて数多くのプラスチック素材が存在しますが、旋盤加工において特によく使用される代表的な材質を紹介します。
1. 汎用プラスチック・汎用エンプラ
- POM(ポリアセタール・ジュラコン):
「樹脂の旋盤加工といえばPOM」と言われるほど代表的な素材。切削性が良く(削りやすい)、寸法安定性も高い。ギア、軸受け、ローラーなどに多用されます。 - MCナイロン:
機械的強度に優れ、大型の車輪やギアに使われます。吸水性があるため、寸法公差が厳しい場合は注意が必要です。 - UHMW-PE(超高分子量ポリエチレン):
耐摩耗性と滑り性が抜群ですが、柔らかく粘り気があるため、旋盤加工ではバリが出やすく、切りくずが絡まりやすい難削材の一種です。
2. スーパーエンジニアリングプラスチック(高機能樹脂)
- PEEK(ピーク):
連続使用温度約250℃という優れた耐熱性と耐薬品性を持つ最高峰の樹脂。半導体製造装置部品などに使われますが、材料費が高価であり、加工時の失敗が許されません。硬度があるためバリは出にくいですが、工具摩耗に注意が必要です。 - PTFE(テフロン):
耐熱・耐薬品・非粘着性に優れます。非常に柔らかいため、旋盤のチャッキングで変形しやすく、寸法出しに熟練の技術を要します。 - PI(ポリイミド・ベスペル):
極めて高い耐熱性と強度を持ちますが、非常に高価です。精密な公差が求められることが多く、高度な加工技術が必須です。
樹脂の旋盤加工における「切りくず処理」の重要性
金属加工と樹脂加工の最大の違いの一つに「切りくず(キリコ)の挙動」があります。
金属の切りくずは細かく砕けることが多いですが、樹脂(特にナイロンやPOMなど)の切りくずは、長くつながったリボン状になりがちです。これが製品や刃物に巻き付くと、加工面を傷つけたり、機械停止の原因になったりします。
当社では、以下の対策を行うことで、安定した連続無人加工を実現しています。
- ステップ加工(ペッキング):刃物を小刻みに動かし、切りくずを強制的に分断するプログラムを作成。
- 専用ブレーカー付きチップの選定:樹脂専用の形状をした刃物を使用し、切りくずの流れを制御。
- エアーブロー・クーラントの最適化:切削点へ適切に噴射し、切りくずを吹き飛ばしながら冷却。
愛知県で樹脂のNC旋盤加工を依頼するなら
樹脂部品の調達において、「図面通りの寸法が出ない」「バリが残っている」「納期が守られない」といったトラブルは、加工業者の選定ミスが原因であることが少なくありません。
愛知県で樹脂のNC旋盤加工をお考えの際は、「樹脂の特性を熟知しているか」「専用の設備環境が整っているか」を基準に選ぶことを強くお勧めします。
当社は、長年培ったノウハウと最新の技術で、お客様のものづくりを強力にバックアップいたします。試作から量産まで、まずはお気軽にご相談ください。


