構想をカタチにする技術 アルミ5軸加工の極致へ挑む
ミクロン単位の精度が求められる航空・宇宙部品から、複雑形状の試作開発まで。
愛知のモノづくり精神と最新鋭の同時5軸制御が、お客様の不可能を可能にします。
「複雑形状のアルミ部品を高精度で製作したい」
「工程集約によってコストダウンと短納期を同時に実現したい」
「愛知県内で信頼できる5軸加工の依頼先を探している」
ものづくりの中心地である愛知県において、このような課題をお持ちの調達担当者様や設計開発者様はいらっしゃいませんか?
航空宇宙部品や自動車試作部品など、軽量化と高剛性が求められる現代の製品開発において、アルミニウムの5軸加工は欠かせない技術となっています。しかし、5軸加工機を導入していても、その性能を極限まで引き出し、ミクロン単位の精度を安定して出せる加工業者は多くありません。
本記事では、愛知県で長年にわたり切削加工技術を磨き上げてきた私たちが、なぜアルミの5軸加工において選ばれ続けているのか、その技術的背景と、失敗しない依頼先の選び方について詳しく解説します。
愛知県の製造業を支える「アルミ5軸加工」とは?技術的特徴とメリット
改めて「アルミ5軸加工」の技術的定義と、従来の加工法との違いを明確にしておくことが重要です。ここでは、設計者様が知っておくべき技術的背景を解説します。
5軸加工の定義と仕組み
一般的なマシニングセンタがX・Y・Zの「3軸」で構成されているのに対し、5軸加工機はこれらに加え、回転軸(A軸・B軸・C軸のうち2つ)を持っています。これにより、工具の角度を自在に傾斜させることが可能となり、複雑な形状をワンチャッキング(一度の固定)で加工できます。
なぜ「アルミ」に「5軸加工」が最適なのか
アルミニウム(A5052、A2017、A7075等)は、軽量で熱伝導率が高く、被削性に優れる一方で、傷がつきやすく、熱による変形や加工歪みが生じやすい素材です。ここで5軸加工が真価を発揮します。
- 工程集約による精度向上: 段取り替え(ワークの付け替え)の回数を減らすことで、固定誤差を極小化し、幾何公差を厳守できます。
- 工具突出し量の短縮: ワークに対して工具やテーブルを傾けることで、短い工具での加工が可能になります。これにより、工具の「びびり」を抑制し、アルミ特有の美しい切削面を実現します。
- 複雑形状の実現: アンダーカットや自由曲面など、3軸では不可能な形状もシームレスに切削可能です。
[当社]が提供する高精度アルミ5軸加工サービス
私たちは、最新鋭の同時5軸マシニングセンタと、それを操る熟練のオペレーターにより、他社では断られるような難易度の高い加工にも対応しています。
Reason1.
営業について
Reason1-1.
企画から相談できる
「市販品だとサイズが大きいし重いから、アルミで製作できないか」など、お悩みの企業様からのご相談を受けて、試作を繰り返して納得のいくご提案をします。
Reason1-2.
図面から完成品まで加工をワンストップ
刻印・焼入れ・研磨・溶接・表面処理・組立てまで弊社と協力会社にて行えます。図面だけあれば完成します。
Reason1-3.
厳しい納期に関して対応可能
企業のお客様のご希望納期通りに納品しています。そのため、生産管理システムと現場での納期の可視化、各機械ごとの1日の生産状況の可視化などを行うことで可能にしています。
Reason2.
製造について
Reason2-1.
アルミ加工はコストカットとスピード対応が可能
自社設計のアルミ専用特殊工具を使うことで、大きめの材料から10個製品を作れるため、材料費を抑え短時間で加工することが可能になりました。結果としてコストダウンが実現しました。
Reason2-2.
外観面に傷をつけずに加工
特にアルミは傷がつきやすい素材です。加工時に保護シートを使用することの他、お客様のお手元に届くまでの保管・梱包・運搬のプロセスでも傷をつけない環境や設備がございます。
Reason2-3.
軽量化で薄い板も加工できます
冷凍チャックや真空チャックという自社の特殊設備で1mm以下の厚さでも高い精度で加工が可能です。異形状でも対応しています。
Reason2-4.
量産から単発・単品加工も可能です
大きなものは月産500個、小さなものは月産6,000個の実績があります。コストダウンしたい場合には、月産10~1,000個がオススメです。もちろん単品・単発加工も可能です。
Reason3.
品質保証について
Reason3-1.
加工や運搬のキズ対策
お客様の基準をクリアするレベルまで最適な処理をします。専任の品質管理部が責任をもって対応しています。
Reason3-2.
品質保証
品質マネジメントシステムの自社運用のため、各製品ごとに製造プロセスから検査に至るまで遡って対応可能です。入社3年目以降の社員は検査員資格を取得する教育を行っています。
Reason3-3.
高精度の検査体制
測定器は信頼のある日本製を使用し、使用頻度の高い測定器は毎日点検し記録しています。三次元測定器による保証のついた測定データも添付可能です。
愛知県で選ばれる理由:[当社]の3つの強み
愛知県内には数多くの加工業者が存在しますが、その中でも私たちが「アルミの5軸加工ならここ」と指名されるには明確な理由があります。
1. 徹底した温度管理と高精度加工環境
アルミは熱膨張係数が大きい金属です。わずかな室温の変化でも、ミクロン単位の精度を要求される製品には致命的な誤差を生じさせます。
当社では、24時間365日温度管理された恒温工場で加工を行っています。ワーク(素材)も加工前に十分に温度順応させることで、熱変位による寸法誤差を極限まで排除しています。
2. 同時5軸制御を使いこなすCAM技術力
5軸加工機は「持っているだけ」では意味がありません。その性能を活かすのは、CAM(Computer Aided Manufacturing)によるプログラミング能力です。
当社の技術者は、干渉(衝突)を回避しつつ、最短かつ最適なカッターパスを生成する高度なノウハウを持っています。これにより、加工時間の短縮と面粗度の向上を両立させます。
3. 試作開発から小ロット量産まで柔軟対応
「開発段階の1個だけの試作」から「数百個単位の小ロット量産」まで、柔軟に対応可能です。また、アルミだけでなく、難削材との複合加工や、表面処理(アルマイト・メッキ等)を含めた一貫対応も行っており、調達担当者様の負担を大幅に軽減します。
失敗しない依頼先の選び方と他社との違い
アルミの5軸加工を依頼する際、単純な「見積もり金額」だけで選んでしまい、後から品質トラブルや納期遅延に悩まされるケースが少なくありません。依頼先選定の際は、以下のポイントにご注目ください。
| 比較項目 | 一般的な加工業者 | [当社]の強み |
|---|---|---|
| 加工精度 | 3軸加工の組み合わせが主で、積み上げ公差により精度がバラつくことがある。 | 同時5軸加工を駆使し、ワンチャッキングで仕上げるため、位置度・同軸度などの幾何公差が極めて高い。 |
| 対応形状 | 単純形状は得意だが、アンダーカットやインペラ等の複雑形状は不可または外注。 | 最新のCAD/CAMと5軸機により、複雑な3次元曲面や深穴加工も社内で完結。 |
| 納期対応 | 段取り回数が多く、リードタイムが長くなりがち。 | 工程集約により加工時間を短縮。短納期対応の特急コースも相談可能。 |
| 品質保証 | 測定機器が不十分で、複雑形状の測定ができない場合がある。 | 3次元測定機をはじめとする検査体制を完備。全数検査やデータ添付にも対応。 |
このように、当社は単に「削る」だけでなく、「お客様が求める機能を形にする」ための提案力と技術力で差別化を図っています。
会社案内
愛知県を拠点に、日本のものづくりを支えるパートナーとして、誠実な対応をお約束いたします。
代表よりご挨拶

創業1970年、木工機械の部品製作から始まり、時代の変化と共にさまざまな業界にチャレンジしてきました。自動車専用機、工作機械、車椅子、バイク、半導体製造設備、航空機など、金属部品切削加工を軸に堅実に成長してまいりました。
昨今の世界情勢と国内における製造業の厳しさを日々感じておりますが、社名変更を期に益々の発展を目指し、お客様に満足をしていただけるよう、日々努力を重ねていく所存でございます。
皆さまからの信頼・ご期待に応え、経済・社会の礎となるモノづくりを目指して、全社員一丸となって取り組んでまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
株式会社MRT
代表取締役 村田 直喜
会社概要
| 社名 | 株式会社MRT |
| 代表取締役 | 村田 直喜 |
| 所在地 | 〒454-0996 愛知県名古屋市中川区伏屋二丁目209番地 |
| 設立 | 創業/昭和45年4月 設立/昭和62年10月(法人化) |
| 資本金 | 1,000 万円 |
| 社員数 | 17 名 |
| 業種 | 精密部品機械加工 |
| 事業内容 | 各種機械部品のNC旋盤・マシニングセンタによる切削加工 (表面処理等最終工程まで請負可能)自動車関連専用機 航空機 医療器 半導体製造設備関連等 |
| 取引銀行 | 三十三銀行、名古屋銀行、中京銀行 |
| 加盟団体 | 愛知中小企業家同友会、(社)中川法人会、名古屋商工会議所 |
会社沿革
昭和45年4月に創業者 村田明朗が木工機械の部品製造を目的として創業し、山下機械株式会社との取引がきっかけで、自動車部品の専用機の部品加工に長年にわたり携わってまいりました。モノづくりへの技術・思いを積み重ね、職人集団として多種多様な要望にお応えし、多くの取引先から評価をいただいております。
| 1970年(昭和45年) | 4月 | 村田明朗が名古屋市中川区中須町に村田鉄工所として開業する。 |
| 1981年(昭和56年) | 12月 | NC旋盤を導入。 |
| 1987年(昭和62年) | 10月 | 有限会社 村田鉄工所に改組 |
| 1990年(平成2年) | 6月 | M/C滝澤MAC-410導入。 |
| 1998年(平成10年) | 5月 | 4軸付M/C森精機SV400導入。 |
| 2001年(平成13年) | 4月 | 4軸付M/C森精機SV403導入。 |
| 2004年(平成16年) | 4月 10月 | 中川区押元町に本社工場移転。 M/C森精機NV5000α1B導入 |
| 2006年(平成18年) | 10月 | 4軸付M/C森精機NV5000α1A導入。 |
| 2011年(平成23年) | 12月 | NC複合旋盤 滝澤TCN-2000Y導入。 |
| 2012年(平成24年) | 10月 | 株式会社MRTに改組・社名変更。 |
| 2014年(平成26年) | 4月 | M/CブラザーS700X1導入。 |
| 2015年(平成27年) | 4月 10月 12月 | M/CブラザーS700X1導入。 村田直喜が代表取締役に就任。 東京精密製三次元測定機を導入。ISO 9001 認証取得。 |
| 2019年(令和元年) | 7月 9月 | 中川区伏屋に本社工場移転。 M/CオークマMB-46VAE導入。 |
| 2020年(令和2年) | 3月 | M/CブラザーS1000X1導入。 |
| 2021年(令和3年) | 4月 | M/CオークマGENOS M460-VE導入。 |
| 2022年(令和4年) | 3月 | M/CオークマGENOS M460-VE導入。 |
| 2023年(令和5年) | 6月 | M/CオークマMU-4000V導入。自動搬送ロボットSTANDROID導入。 |
お問い合わせ・お見積り
図面がない段階からのご相談や、他社で断られた案件も歓迎いたします。
アルミ5軸加工に関するご質問、お見積りのご依頼は、以下のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
担当者が迅速に内容を確認し、折り返しご連絡差し上げます。
メールでお問い合わせの場合
プライバシーポリシー
個人情報保護方針
株式会社 MRT(以下、弊社)は、弊社をご利用になる皆様のプライバシー及び個人情報の保護にあたり、慎重に取り扱うとともに適用される法令及びその他の規範を遵守致します。
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セキュリティー
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プライバシーポリシーの更新について
弊社は、プライバシーポリシーを変更する場合があります。
プライバシーポリシーに重要な変更がある場合には、サイト上で告知します。
2021年09月1日
株式会社 MRT
代表取締役 村田 直喜
【深掘り解説】アルミ5軸加工における技術的課題と解決策
ここでは、より専門的な視点から、アルミの5軸加工において発生しやすい課題と、当社がどのようにそれを解決しているかをご紹介します。これにより、当社の技術的信頼性をより深くご理解いただけるはずです。
課題1:アルミ特有の「溶着」とスクラッチ傷
アルミニウムは融点が低く、粘り気があるため、切削時に刃先に材料が溶け付く「溶着(構成刃先)」が発生しやすい素材です。これが起きると、仕上げ面にむしれが生じたり、寸法精度が悪化したりします。
【当社の解決策】
私たちは、アルミ加工に特化したDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)コーティング等の専用工具を選定しています。また、5軸加工の特性を活かし、切削点に対して常に最適な角度でクーラント(切削油)を供給するシステムを構築し、切りくずの排出性と冷却効率を最大化させています。
課題2:薄肉ワークの「びびり振動」と変形
航空機部品や電子機器筐体など、アルミ製品には「薄肉・軽量」が求められます。しかし、薄肉形状は剛性が低く、切削抵抗により振動(びびり)が発生したり、クランプ(固定)の力で歪んでしまったりすることがあります。
【当社の解決策】
5軸加工機を用いることで、工具の突き出し量を短くし、剛性を確保した状態で加工を行います。さらに、ワークを固定する治具(ジグ)の設計・製作も自社で行い、真空チャックや特殊なクランプ方法を用いることで、ワークに負荷をかけずに強力に保持する技術を確立しています。
課題3:複雑な3次元曲面の面品位
流体部品や意匠部品では、滑らかな曲面が求められます。従来の加工法では、ボールエンドミルの先端(周速がゼロに近い部分)を使ってしまい、面が荒れることがありました。
【当社の解決策】
同時5軸制御により、工具を傾斜させてボールエンドミルの「周速が最も高い美味しい部分」で常に切削し続けることが可能です。これにより、磨きレスでも鏡面に近い美しい切削肌を実現し、後工程の手仕上げ工数を大幅に削減します。
愛知県の製造業の皆様へ
愛知県は自動車産業を中心に、世界最高水準の品質が求められる地域です。私たちもその一員として、常に技術の研鑽を続けてまいりました。
「この形状は加工できるか?」「もっと精度を出せないか?」といった難題こそ、私たちの情熱を掻き立てます。ぜひ、皆様のプロジェクトの一端を担わせてください。


