鉄の意志、
5軸の精度。
愛知のものづくり精神と最新鋭設備が融合。
「鉄・鋼」の複雑形状加工において、
0.001mmを追求する高品質なソリューションを提供します。
製造業の中心地である愛知県において、鉄・鋼の5軸加工をご検討中の皆様。
複雑形状の部品加工や、工程集約による短納期化、そしてミクロン単位の高精度加工でお悩みではありませんか?
本記事では、製造業専門のWebライターが、「愛知県で信頼できる鉄・鋼の5軸加工会社」を選定するための技術的視点と、失敗しないパートナー選びのポイントを徹底解説します。
愛知県で鉄・鋼の精密5軸加工ならお任せください
自動車産業や航空宇宙産業が集積する愛知県は、世界でも有数の「モノづくり」の拠点です。この地において、鉄(SS材など)や鋼(S45C、SCM、SKD、SUSなど)の切削加工は、製品の根幹を支える極めて重要な技術です。
しかし、近年の製品設計は高機能化に伴い、より複雑な形状、より厳しい幾何公差が求められるようになっています。従来の3軸マシニングセンタだけでは対応しきれない「アンダーカット形状」や「多面同時加工」を実現するためには、高度な5軸加工技術が不可欠です。
当社は愛知県を拠点に、鉄・鋼材の特性を熟知した熟練の技術者と最新の5軸加工機を駆使し、試作から小ロット量産まで柔軟に対応しております。品質と納期、そしてコストのバランスでお悩みの調達担当者様や設計者様へ、最適なソリューションをご提案いたします。
【鉄・鋼】の【5軸加工】について:技術的特徴と難易度
ここでは、鉄や鋼材を5軸加工機で切削する際の技術的なポイントについて、専門的な視点から解説します。情報収集されている技術者の方にも役立つよう、詳細なメカニズムに触れます。
鉄・鋼材(Ferrous Materials)の加工特性
鉄や鋼は、アルミや樹脂と比較して比重が大きく、硬度も高いため、加工時の切削抵抗が非常に大きくなります。
- 高い剛性の要求:鋼材の重切削に耐えうる、機械本体と主軸の高い剛性が必要です。
- 熱変位の管理:加工時の発熱量が多いため、クーラント(切削油)の適切な選定と熱変位補正が精度維持の鍵となります。
- 構成刃先の抑制:SS400などの軟鋼は溶着しやすく、構成刃先(ビルトアップエッジ)が発生しやすいため、適切な切削条件の選定が求められます。
同時5軸加工と割り出し5軸(3+2軸)加工の違い
一口に「5軸加工」と言っても、大きく分けて2つの加工方法があります。当社では製品形状に合わせて最適な手法を選択します。
| 加工方法 | 特徴 | 鉄・鋼加工におけるメリット |
|---|---|---|
| 割り出し5軸加工 (3+2軸) | 回転軸を任意の角度で固定し、3軸制御で加工する方法。 | 工具軸を固定するため剛性が高く、鋼材の重切削に向いている。 工具長を短くできるため、ビビリ振動を抑制し、高精度な仕上げが可能。 |
| 同時5軸加工 | 直線3軸と回転2軸を同時に動かしながら加工する方法。 | インペラーやタービンブレードのような連続した複雑曲面の加工が可能。 ボールエンドミルの加工点を一定に保ち、均一な面粗度を実現できる。 |
5軸加工による「工程集約」と「精度向上」
鉄・鋼の部品加工において、5軸加工機を導入する最大のメリットは「ワンチャッキング(一度の段取り)」で多面加工が完了することです。
従来の3軸加工では、面を変えるたびにワーク(材料)を付け替える必要があり、その都度「芯出し誤差」が生じるリスクがありました。5軸加工では底面を除く5面を一度に加工できるため、面間の位置度や同軸度といった幾何公差を極めて高いレベルで保証できます。特に重量のある鉄・鋼部品においては、段取り替えの労力削減と安全性向上にも寄与します。
サービス内容
当社の提供する加工サービスの詳細については、以下をご覧ください。試作開発から量産加工まで、お客様のニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。
Reason1.
営業について
Reason1-1.
企画から相談できる
「市販品だとサイズが大きいし重いから、アルミで製作できないか」など、お悩みの企業様からのご相談を受けて、試作を繰り返して納得のいくご提案をします。
Reason1-2.
図面から完成品まで加工をワンストップ
刻印・焼入れ・研磨・溶接・表面処理・組立てまで弊社と協力会社にて行えます。図面だけあれば完成します。
Reason1-3.
厳しい納期に関して対応可能
企業のお客様のご希望納期通りに納品しています。そのため、生産管理システムと現場での納期の可視化、各機械ごとの1日の生産状況の可視化などを行うことで可能にしています。
Reason2.
製造について
Reason2-1.
アルミ加工はコストカットとスピード対応が可能
自社設計のアルミ専用特殊工具を使うことで、大きめの材料から10個製品を作れるため、材料費を抑え短時間で加工することが可能になりました。結果としてコストダウンが実現しました。
Reason2-2.
外観面に傷をつけずに加工
特にアルミは傷がつきやすい素材です。加工時に保護シートを使用することの他、お客様のお手元に届くまでの保管・梱包・運搬のプロセスでも傷をつけない環境や設備がございます。
Reason2-3.
軽量化で薄い板も加工できます
冷凍チャックや真空チャックという自社の特殊設備で1mm以下の厚さでも高い精度で加工が可能です。異形状でも対応しています。
Reason2-4.
量産から単発・単品加工も可能です
大きなものは月産500個、小さなものは月産6,000個の実績があります。コストダウンしたい場合には、月産10~1,000個がオススメです。もちろん単品・単発加工も可能です。
Reason3.
品質保証について
Reason3-1.
加工や運搬のキズ対策
お客様の基準をクリアするレベルまで最適な処理をします。専任の品質管理部が責任をもって対応しています。
Reason3-2.
品質保証
品質マネジメントシステムの自社運用のため、各製品ごとに製造プロセスから検査に至るまで遡って対応可能です。入社3年目以降の社員は検査員資格を取得する教育を行っています。
Reason3-3.
高精度の検査体制
測定器は信頼のある日本製を使用し、使用頻度の高い測定器は毎日点検し記録しています。三次元測定器による保証のついた測定データも添付可能です。
愛知県で当社が選ばれる理由:鉄・鋼×5軸加工の強み
愛知県内には数多くの加工会社が存在しますが、その中でなぜ当社が多くの企業様から選ばれ続けているのか。その理由は、設備力だけでなく「人」と「技術」の融合にあります。
1. 難削材・高硬度材への対応力
一般的なSS材やS45Cだけでなく、SCM(クロムモリブデン鋼)、SNCM(ニッケルクロムモリブデン鋼)、SKD11・SKD61(ダイス鋼)、さらにはSUS304・SUS316などのステンレス鋼まで幅広く対応可能です。焼入れ後の高硬度材に対する直彫り加工(ハードミリング)のノウハウも豊富に有しており、放電加工レスによる短納期化を実現します。
2. 最新鋭5軸マシニングセンタとCAM技術
剛性の高い国内トップメーカー製の5軸加工機を保有しています。しかし、機械があるだけでは良い製品は作れません。当社では、5軸加工特有の「干渉チェック」や「ツールパス最適化」を行う高度なCAMシステムを導入し、熟練のプログラマーが効率的かつ高精度な加工プログラムを作成しています。
3. 徹底した品質保証体制
加工後の製品は、恒温室にて三次元測定機を用いて厳密に検査を行います。複雑な3次元形状であっても、3D CADデータと照合し、設計公差内に収まっていることを保証した上で出荷いたします。愛知県の自動車産業水準の品質管理体制を敷いております。
他社との違い:加工会社選びの比較ポイント
5軸加工を依頼する際、会社によって得意分野や対応範囲は異なります。一般的な加工会社と、5軸加工に特化した技術を持つ会社(当社のようなポジション)の違いを比較表にまとめました。
| 比較項目 | 一般的な加工会社 (3軸主体) | 5軸技術特化の加工会社 (当社) |
|---|---|---|
| 複雑形状への対応 | 治具を工夫して対応するが、限界がある。 アンダーカットは不可な場合が多い。 | 得意。 同時5軸制御により、アンダーカットや自由曲面もスムーズに実現。 |
| 精度(幾何公差) | 段取り替えのたびに累積誤差が発生しやすい。 | 高精度。 ワンチャッキング加工により、面間の位置関係が極めて正確。 |
| リードタイム(納期) | 工程数が多く、治具製作の時間も必要になるため長くなりがち。 | 短納期化が可能。 工程集約により、加工待機時間や段取り時間を大幅に削減。 |
| 鉄・鋼の加工ノウハウ | 会社により差がある。難削材は断られるケースも。 | 豊富。 適切な工具選定と切削条件により、高硬度材でも安定加工。 |
| コストパフォーマンス | 単純形状なら安価だが、複雑形状だと工数増で割高になる。 | 複雑形状ほど有利。 トータルコスト(治具費・管理費含む)でメリットが出やすい。 |
「安ければどこでも良い」という単純形状の部品ではなく、「精度が必要」「形状が複雑」「納期を短縮したい」というご要望がある場合、当社の5軸加工技術が最大のパフォーマンスを発揮します。
会社案内
愛知県で長年にわたり金属加工に携わってきた当社の基本情報です。
代表よりご挨拶

創業1970年、木工機械の部品製作から始まり、時代の変化と共にさまざまな業界にチャレンジしてきました。自動車専用機、工作機械、車椅子、バイク、半導体製造設備、航空機など、金属部品切削加工を軸に堅実に成長してまいりました。
昨今の世界情勢と国内における製造業の厳しさを日々感じておりますが、社名変更を期に益々の発展を目指し、お客様に満足をしていただけるよう、日々努力を重ねていく所存でございます。
皆さまからの信頼・ご期待に応え、経済・社会の礎となるモノづくりを目指して、全社員一丸となって取り組んでまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
株式会社MRT
代表取締役 村田 直喜
会社概要
| 社名 | 株式会社MRT |
| 代表取締役 | 村田 直喜 |
| 所在地 | 〒454-0996 愛知県名古屋市中川区伏屋二丁目209番地 |
| 設立 | 創業/昭和45年4月 設立/昭和62年10月(法人化) |
| 資本金 | 1,000 万円 |
| 社員数 | 17 名 |
| 業種 | 精密部品機械加工 |
| 事業内容 | 各種機械部品のNC旋盤・マシニングセンタによる切削加工 (表面処理等最終工程まで請負可能)自動車関連専用機 航空機 医療器 半導体製造設備関連等 |
| 取引銀行 | 三十三銀行、名古屋銀行、中京銀行 |
| 加盟団体 | 愛知中小企業家同友会、(社)中川法人会、名古屋商工会議所 |
会社沿革
昭和45年4月に創業者 村田明朗が木工機械の部品製造を目的として創業し、山下機械株式会社との取引がきっかけで、自動車部品の専用機の部品加工に長年にわたり携わってまいりました。モノづくりへの技術・思いを積み重ね、職人集団として多種多様な要望にお応えし、多くの取引先から評価をいただいております。
| 1970年(昭和45年) | 4月 | 村田明朗が名古屋市中川区中須町に村田鉄工所として開業する。 |
| 1981年(昭和56年) | 12月 | NC旋盤を導入。 |
| 1987年(昭和62年) | 10月 | 有限会社 村田鉄工所に改組 |
| 1990年(平成2年) | 6月 | M/C滝澤MAC-410導入。 |
| 1998年(平成10年) | 5月 | 4軸付M/C森精機SV400導入。 |
| 2001年(平成13年) | 4月 | 4軸付M/C森精機SV403導入。 |
| 2004年(平成16年) | 4月 10月 | 中川区押元町に本社工場移転。 M/C森精機NV5000α1B導入 |
| 2006年(平成18年) | 10月 | 4軸付M/C森精機NV5000α1A導入。 |
| 2011年(平成23年) | 12月 | NC複合旋盤 滝澤TCN-2000Y導入。 |
| 2012年(平成24年) | 10月 | 株式会社MRTに改組・社名変更。 |
| 2014年(平成26年) | 4月 | M/CブラザーS700X1導入。 |
| 2015年(平成27年) | 4月 10月 12月 | M/CブラザーS700X1導入。 村田直喜が代表取締役に就任。 東京精密製三次元測定機を導入。ISO 9001 認証取得。 |
| 2019年(令和元年) | 7月 9月 | 中川区伏屋に本社工場移転。 M/CオークマMB-46VAE導入。 |
| 2020年(令和2年) | 3月 | M/CブラザーS1000X1導入。 |
| 2021年(令和3年) | 4月 | M/CオークマGENOS M460-VE導入。 |
| 2022年(令和4年) | 3月 | M/CオークマGENOS M460-VE導入。 |
| 2023年(令和5年) | 6月 | M/CオークマMU-4000V導入。自動搬送ロボットSTANDROID導入。 |
お問い合わせ
図面のない段階からのご相談や、他社で断られた案件のご相談も歓迎しております。お見積りや技術的なご質問は、以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。
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弊社は、プライバシーポリシーを変更する場合があります。
プライバシーポリシーに重要な変更がある場合には、サイト上で告知します。
2021年09月1日
株式会社 MRT
代表取締役 村田 直喜
【鉄・鋼】+【5軸加工】を成功させるための深掘り知識
記事の最後に、発注者様が知っておくと役立つ「鉄・鋼の5軸加工」に関するさらに踏み込んだ技術情報をご紹介します。これらの知識は、より良い設計(DfM:Design for Manufacturing)やコストダウンにつながります。
1. 5軸加工における「干渉」と「治具」の重要性
5軸加工では、主軸やテーブルが大きく傾斜・回転するため、工具ホルダーや主軸頭がワークや治具に衝突(干渉)するリスクが常にあります。
鉄や鋼のような切削抵抗の大きい材料を加工する場合、ワークを強固に固定する必要がありますが、クランプ(固定具)が大きすぎると工具の接近を阻害してしまいます。
- ダブテイル(アリ溝)クランプ:材料の底面わずか数ミリを掴むだけで強力に固定できる技術。これにより、側面の加工エリアを最大限確保できます。
- ライザー(嵩上げ):ワークをテーブル面から持ち上げることで、主軸の可動範囲を広げ、アンダーカット加工を容易にします。
当社では、こうした特殊な治具技術を駆使して、鉄・鋼材の5軸加工を安全かつ高精度に行っています。
2. 工具突き出し長さとビビリ振動の抑制
深いポケット形状や立ち壁の加工において、5軸加工機は非常に有利です。3軸加工では長い工具を使わざるを得ず、剛性不足による「ビビリ振動」が発生しやすい場面でも、5軸加工機なら主軸を傾けることで、短い工具で加工点にアプローチできます。
これにより、鉄や鋼のような硬い素材であっても、切削速度を落とすことなく、良好な面粗度を得ることが可能になります。
3. 熱処理と加工順序の最適化
鋼材の部品製作では「熱処理(焼入れ・焼き戻し)」がセットになることが多くあります。
- 荒加工(5軸):取り代を多く残して大まかな形状を作る。
- 熱処理:硬度を高める。この際、熱変形で歪みが発生する。
- 仕上げ加工(5軸ハードミリング):歪みを取り除き、最終的な寸法精度と面粗度を出す。
このように、熱処理前後で適切に5軸加工を使い分けることで、高硬度かつ高精度な部品を効率的に製造することが可能です。愛知県内で熱処理を含む一貫対応をご希望の場合も、ぜひご相談ください。


