ミクロの精度が織りなす 至高の平面研削。
樹脂加工の常識を変える透明度と平坦性。
愛知県のものづくり精神を受け継ぐ技術で、
あらゆる産業の課題を解決します。
ものづくりの中心地である愛知県において、樹脂(プラスチック)部品の精度にお困りの企業様はいらっしゃいませんか?
「金属の研削加工業者は多いが、樹脂に対応できる業者が少ない」
「加工時の熱でワークが反ってしまい、平面度が出ない」
「傷やクラックが発生しやすく、仕上がりに満足できない」
このような課題をお持ちの調達担当者様や設計者様へ。
本記事では、愛知県で樹脂の平面研削において高い実績と技術を持つ「株式会社MRT」が、なぜ樹脂の研削加工が難しいのか、そしてどのように高精度を実現しているのかを専門的な視点で解説します。
愛知県で樹脂の平面研削ならお任せください
愛知県は自動車産業や航空宇宙産業が集積する、日本屈指の製造業エリアです。金属加工のサプライチェーンは強固ですが、こと「樹脂(プラスチック)」の精密加工、特に「平面研削(サーフェイス研削)」に関しては、対応できる専門業者が限られているのが現状です。
樹脂は金属に比べて熱による変形が起きやすく、固定方法(チャッキング)も難しいため、一般的な鉄工所では敬遠されがちです。しかし、半導体製造装置や検査治具、電子部品など、ミクロン単位の精度が求められる樹脂部品の需要は年々高まっています。
株式会社MRTは、こうした難易度の高い樹脂加工に特化したノウハウを有しており、他社で断られた案件や、厳しい幾何公差が求められる図面にも柔軟に対応いたします。
【樹脂】の【平面研削】とは?金属加工との決定的な違い
この技術は専門性が非常に高い分野です。ここでは、なぜ樹脂の平面研削が難しいのか、その技術的背景を解説します。
1. 熱膨張と歪みの管理
樹脂の熱膨張係数は、鉄やステンレスなどの金属に比べて非常に大きいです。研削加工は砥石を高速回転させて表面を削るため、摩擦熱が発生します。
この熱により、加工中にワーク(素材)が膨張し、常温に戻った際に収縮して「反り」や「寸法ズレ」が発生します。株式会社MRTでは、クーラント(冷却液)の選定や温度管理、切込み量の微調整を行うことで、熱影響を最小限に抑えています。
2. ワークの固定(チャッキング)の難しさ
通常の平面研削盤は「マグネットチャック」を使用し、磁力で金属ワークを固定します。しかし、樹脂は非磁性体であるため、マグネットが効きません。
そのため、真空チャック(バキュームチャック)の使用や、両面テープ、特殊な治具を用いた固定が必要になります。固定力が強すぎるとワークが歪み、弱すぎると加工中に飛んでしまうため、熟練の技術が必要です。
3. 目詰まりとスクラッチ(傷)対策
樹脂は粘り気がある素材が多く(特にPPやPEなど)、研削砥石の気孔に切りくずが詰まる「目詰まり」が発生しやすい特徴があります。目詰まりした砥石で加工を続けると、研削焼けや表面のむしれ、スクラッチ傷の原因となります。
株式会社MRTでは、樹脂の種類(熱可塑性・熱硬化性)に合わせて最適な砥石を選定し、常に鋭い切れ味を維持するドレッシング技術を駆使しています。
サービス内容
株式会社MRTが提供する、具体的な加工サービスや対応領域についてご紹介します。
Reason1.
営業について
Reason1-1.
企画から相談できる
「市販品だとサイズが大きいし重いから、アルミで製作できないか」など、お悩みの企業様からのご相談を受けて、試作を繰り返して納得のいくご提案をします。
Reason1-2.
図面から完成品まで加工をワンストップ
刻印・焼入れ・研磨・溶接・表面処理・組立てまで弊社と協力会社にて行えます。図面だけあれば完成します。
Reason1-3.
厳しい納期に関して対応可能
企業のお客様のご希望納期通りに納品しています。そのため、生産管理システムと現場での納期の可視化、各機械ごとの1日の生産状況の可視化などを行うことで可能にしています。
Reason2.
製造について
Reason2-1.
アルミ加工はコストカットとスピード対応が可能
自社設計のアルミ専用特殊工具を使うことで、大きめの材料から10個製品を作れるため、材料費を抑え短時間で加工することが可能になりました。結果としてコストダウンが実現しました。
Reason2-2.
外観面に傷をつけずに加工
特にアルミは傷がつきやすい素材です。加工時に保護シートを使用することの他、お客様のお手元に届くまでの保管・梱包・運搬のプロセスでも傷をつけない環境や設備がございます。
Reason2-3.
軽量化で薄い板も加工できます
冷凍チャックや真空チャックという自社の特殊設備で1mm以下の厚さでも高い精度で加工が可能です。異形状でも対応しています。
Reason2-4.
量産から単発・単品加工も可能です
大きなものは月産500個、小さなものは月産6,000個の実績があります。コストダウンしたい場合には、月産10~1,000個がオススメです。もちろん単品・単発加工も可能です。
Reason3.
品質保証について
Reason3-1.
加工や運搬のキズ対策
お客様の基準をクリアするレベルまで最適な処理をします。専任の品質管理部が責任をもって対応しています。
Reason3-2.
品質保証
品質マネジメントシステムの自社運用のため、各製品ごとに製造プロセスから検査に至るまで遡って対応可能です。入社3年目以降の社員は検査員資格を取得する教育を行っています。
Reason3-3.
高精度の検査体制
測定器は信頼のある日本製を使用し、使用頻度の高い測定器は毎日点検し記録しています。三次元測定器による保証のついた測定データも添付可能です。
株式会社MRTが選ばれる3つの理由
愛知県内のみならず、遠方からも株式会社MRTへご依頼をいただくには明確な理由があります。
1. 独自の応力除去ノウハウによる「低歪み」加工
樹脂素材には、成形時や切削時に内部応力(残留応力)が溜まっています。これを考慮せずに平面研削を行うと、加工後に時間が経ってから変形することがあります。
株式会社MRTでは、素材の特性を見極め、必要に応じてアニール処理(焼き鈍し)の提案や、粗加工と仕上げ加工の間に適切な「寝かせ」の時間を設けるなど、内部応力をコントロールする工程管理を徹底しています。これにより、経年変化の少ない安定した平面度を実現します。
2. エンプラ・スーパーエンプラなど難削材への対応力
汎用プラスチックはもちろん、加工難易度が高いとされるエンジニアリングプラスチック(エンプラ)やスーパーエンジニアリングプラスチックの研削も得意としています。
- 対応素材例:PEEK、ポリイミド(PI)、テフロン(PTFE)、POM(ジュラコン)、MCナイロン、アクリル、ベークライト、ガラスエポキシなど
特に、薄物(薄板)の樹脂研削は反りが出やすく至難の業ですが、株式会社MRTの技術力であれば、厚みのバラツキを極限まで抑えた高精度なプレート加工が可能です。
3. 愛知県の地の利を活かしたスピーディーな対応
製造業が集積する愛知県に拠点を置くことで、材料商社や協力工場との連携がスムーズです。
「試作開発で急ぎの加工が必要」「ライン停止を防ぐために短納期で交換部品が欲しい」といったご要望に対し、株式会社MRTは迅速なレスポンスと柔軟な工程調整でお応えします。
他社との違い
樹脂の平面研削において、一般的な加工業者と株式会社MRTにはどのような違いがあるのか、比較表でわかりやすく整理しました。
| 項目 | 一般的な金属加工業者 | 株式会社MRT |
|---|---|---|
| 樹脂加工の専門性 | 金属がメインで、樹脂は「ついで」に受ける程度。専門知識が乏しい場合がある。 | 樹脂特性を熟知。素材ごとの最適な加工条件(周速、送り速度)をデータベース化。 |
| ワーク固定方法 | バイスやクランプによる物理固定が主。締め付けによる歪みが出やすい。 | バキュームチャック等を駆使。素材にストレスをかけない固定方法で平面度を確保。 |
| 仕上がり品質 | 研削焼けや、表面の白化、むしれが発生することがある。 | 透明樹脂の透明度維持や鏡面仕上げなど、用途に合わせた美しい外観を実現。 |
| 温度管理 | 金属と同じクーラントを使用し、樹脂へのアタック(劣化)を考慮しないことがある。 | 樹脂専用の冷却管理を行い、熱変形やケミカルクラックを防止。 |
会社案内
株式会社MRTの企業情報です。愛知県から全国へ、高品質な樹脂加工部品をお届けします。
代表よりご挨拶

創業1970年、木工機械の部品製作から始まり、時代の変化と共にさまざまな業界にチャレンジしてきました。自動車専用機、工作機械、車椅子、バイク、半導体製造設備、航空機など、金属部品切削加工を軸に堅実に成長してまいりました。
昨今の世界情勢と国内における製造業の厳しさを日々感じておりますが、社名変更を期に益々の発展を目指し、お客様に満足をしていただけるよう、日々努力を重ねていく所存でございます。
皆さまからの信頼・ご期待に応え、経済・社会の礎となるモノづくりを目指して、全社員一丸となって取り組んでまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
株式会社MRT
代表取締役 村田 直喜
会社概要
| 社名 | 株式会社MRT |
| 代表取締役 | 村田 直喜 |
| 所在地 | 〒454-0996 愛知県名古屋市中川区伏屋二丁目209番地 |
| 設立 | 創業/昭和45年4月 設立/昭和62年10月(法人化) |
| 資本金 | 1,000 万円 |
| 社員数 | 17 名 |
| 業種 | 精密部品機械加工 |
| 事業内容 | 各種機械部品のNC旋盤・マシニングセンタによる切削加工 (表面処理等最終工程まで請負可能)自動車関連専用機 航空機 医療器 半導体製造設備関連等 |
| 取引銀行 | 三十三銀行、名古屋銀行、中京銀行 |
| 加盟団体 | 愛知中小企業家同友会、(社)中川法人会、名古屋商工会議所 |
会社沿革
昭和45年4月に創業者 村田明朗が木工機械の部品製造を目的として創業し、山下機械株式会社との取引がきっかけで、自動車部品の専用機の部品加工に長年にわたり携わってまいりました。モノづくりへの技術・思いを積み重ね、職人集団として多種多様な要望にお応えし、多くの取引先から評価をいただいております。
| 1970年(昭和45年) | 4月 | 村田明朗が名古屋市中川区中須町に村田鉄工所として開業する。 |
| 1981年(昭和56年) | 12月 | NC旋盤を導入。 |
| 1987年(昭和62年) | 10月 | 有限会社 村田鉄工所に改組 |
| 1990年(平成2年) | 6月 | M/C滝澤MAC-410導入。 |
| 1998年(平成10年) | 5月 | 4軸付M/C森精機SV400導入。 |
| 2001年(平成13年) | 4月 | 4軸付M/C森精機SV403導入。 |
| 2004年(平成16年) | 4月 10月 | 中川区押元町に本社工場移転。 M/C森精機NV5000α1B導入 |
| 2006年(平成18年) | 10月 | 4軸付M/C森精機NV5000α1A導入。 |
| 2011年(平成23年) | 12月 | NC複合旋盤 滝澤TCN-2000Y導入。 |
| 2012年(平成24年) | 10月 | 株式会社MRTに改組・社名変更。 |
| 2014年(平成26年) | 4月 | M/CブラザーS700X1導入。 |
| 2015年(平成27年) | 4月 10月 12月 | M/CブラザーS700X1導入。 村田直喜が代表取締役に就任。 東京精密製三次元測定機を導入。ISO 9001 認証取得。 |
| 2019年(令和元年) | 7月 9月 | 中川区伏屋に本社工場移転。 M/CオークマMB-46VAE導入。 |
| 2020年(令和2年) | 3月 | M/CブラザーS1000X1導入。 |
| 2021年(令和3年) | 4月 | M/CオークマGENOS M460-VE導入。 |
| 2022年(令和4年) | 3月 | M/CオークマGENOS M460-VE導入。 |
| 2023年(令和5年) | 6月 | M/CオークマMU-4000V導入。自動搬送ロボットSTANDROID導入。 |
お問い合わせ
樹脂の平面研削、精密加工に関するご相談、お見積りは下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
図面がない段階でのご相談や、材質選定からのサポートも可能です。
メールでお問い合わせの場合
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株式会社 MRT(以下、弊社)は、弊社をご利用になる皆様のプライバシー及び個人情報の保護にあたり、慎重に取り扱うとともに適用される法令及びその他の規範を遵守致します。
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プライバシーポリシーの更新について
弊社は、プライバシーポリシーを変更する場合があります。
プライバシーポリシーに重要な変更がある場合には、サイト上で告知します。
2021年09月1日
株式会社 MRT
代表取締役 村田 直喜
【樹脂】+【平面研削】についてさらに詳しく(専門技術コラム)
ここでは、より専門的な情報をお探しの技術者様向けに、樹脂研削の深掘り情報をお届けします。
樹脂研削における「砥石」の選定重要性
樹脂研削において最も重要な要素の一つが「砥石」です。金属用(GCやWAなど)をそのまま使用すると良い結果が得られないことが多々あります。
樹脂は柔らかいため、砥粒が食い込みすぎると深い傷になります。一方で、弾性があるため「逃げ」が生じ、寸法が出にくい側面もあります。
株式会社MRTでは、以下の要素を考慮して砥石を選定しています。
- 気孔率(ポア): 切りくずの排出を良くし、発熱を抑えるために気孔の大きいポーラス砥石等を選定します。
- 結合度: 樹脂の硬さに合わせ、砥粒が適切に脱落(自生作用)する結合度を見極めます。
- 砥粒の種類: ダイヤモンド砥石やCBN砥石など、加工対象の樹脂(特にガラス繊維入りなど)に合わせて使い分けます。
よくあるトラブル:ワークの「吸着跡」を防ぐには?
真空チャックを使用する場合、ワークが薄すぎると、バキュームの穴の形状がワーク表面に転写されてしまう「吸着跡」の問題が発生します。
これを防ぐために、株式会社MRTでは「ポーラスチャック(微細多孔質セラミックス)」などを使用し、面全体で均一に吸着させる技術を用いています。これにより、薄膜のフィルムや極薄の樹脂プレートであっても、転写跡のない平滑な面を得ることが可能です。
Q&A:樹脂研削に関するよくあるご質問
Q. 平面度はどのくらいまで出せますか?
A. ワークのサイズ、材質、厚みによりますが、条件が整えば0.005mm(5ミクロン)以内の平面度・平行度を狙うことも可能です。特にPEEKやアクリルなどの硬質樹脂は精度が出しやすい傾向にあります。詳細はお問い合わせ時に図面をご提示ください。
Q. コーティングされた樹脂の追加工は可能ですか?
A. 可能です。ただし、コーティングの種類によっては剥離のリスクがあるため、事前に詳細な打ち合わせが必要です。株式会社MRTではリスクを説明した上で、最適な加工方法をご提案します。
Q. 愛知県外からの依頼も可能ですか?
A. はい、全国対応可能です。宅配便にてワークを送付いただき、加工後に返送いたします。メールやオンライン会議での打ち合わせもスムーズに行えますので、遠方の企業様もぜひ株式会社MRTにご相談ください。
愛知県で樹脂の平面研削、高精度加工なら株式会社MRTへ。
他社で断られた難加工も、私たちの技術と情熱で解決いたします。まずは一度、御社の課題をお聞かせください。


