AICHI JAPAN / CRAFTSMANSHIP
ミクロの領域に確かな意志を。
100分の1ミリを追求する、株式会社MRTの樹脂微細加工技術。
愛知県のものづくり精神を受け継ぎ、試作から量産まで、
高精度・高品質なソリューションを提供します。
製造業の中心地、愛知県において、高度な樹脂微細加工技術を提供する株式会社MRTです。 日本のモノづくりを牽引する愛知県。自動車産業をはじめ、航空宇宙、医療機器、半導体製造装置など、極めて高い精度が求められる産業が集積しています。こうしたハイテク産業の現場において、金属部品以上にその重要性を増しているのが「樹脂の微細加工部品」です。
「図面通りの公差が出ない」「微細な穴あけ加工でバリが発生してしまう」「難削材の樹脂加工を断られてしまった」
このような課題をお持ちの開発担当者様、調達担当者様はいらっしゃいませんか?
愛知県で樹脂微細加工を依頼するなら、株式会社MRTにお任せください。
株式会社MRTは、一般的な樹脂加工の枠を超え、ミクロン単位の精度を追求する「超精密加工」に特化しています。本記事では、なぜ樹脂の微細加工が難しいのかという技術的な背景から、株式会社MRTが多くの企業様に選ばれ続ける理由、そして他社との決定的な違いについて詳しく解説いたします。
【専門解説】樹脂の微細加工とは?技術的難易度と重要性
近年、「樹脂 微細加工」の重要性が高まっています。まずは、一般的な切削加工と「微細加工」がどう違うのか、その技術的な定義と難しさについて解説します。
樹脂における「微細加工」の定義
樹脂加工において「微細(マイクロ)加工」とは、一般的に以下の要素を含む加工を指します。
- 微細穴加工:直径0.1mm以下、あるいはそれ以下の極小径ドリルによる穴あけ。
- 高アスペクト比:穴径に対して深さが10倍、20倍以上となる深穴加工。
- 薄肉加工:厚みが0.1mmを切るような、フィルムに近い状態までの切削。
- 微細溝・形状加工:顕微鏡レベルで確認が必要な複雑な3次元形状の創出。
金属よりも難しい?樹脂特有の課題
「樹脂は金属より柔らかいから削りやすい」と誤解されがちですが、微細領域においては金属よりも加工難易度が高いケースが多々あります。その主な理由は以下の通りです。
| 課題要因 | 加工への影響 |
|---|---|
| 熱膨張と熱変形 | 樹脂は熱伝導率が低く、加工熱が蓄積しやすいため、素材が膨張・変形し、寸法精度が出にくい。 |
| 弾性変形(逃げ) | 素材に弾力があるため、工具を当てた際に素材が「逃げて」しまい、狙った寸法まで削りきれない。 |
| バリの発生 | 粘り気のある樹脂(特に粘弾性の高い素材)は、切削時に強固なバリが発生しやすく、除去が困難。 |
| 応力緩和 | 加工後に内部応力が開放され、時間が経ってから反りや歪みが発生する(経時変化)。 |
これらの課題を克服し、μm(ミクロン)オーダーの公差を実現するには、単に高性能な機械を持っているだけでは不十分です。素材ごとの特性を熟知したプログラミング、工具選定、そして温度管理が徹底された環境が必要です。
株式会社MRTのサービス内容
株式会社MRTでは、試作開発から小ロット生産まで、お客様のニーズに合わせた柔軟な樹脂加工サービスを展開しています。
Reason1.
営業について
Reason1-1.
企画から相談できる
「市販品だとサイズが大きいし重いから、アルミで製作できないか」など、お悩みの企業様からのご相談を受けて、試作を繰り返して納得のいくご提案をします。
Reason1-2.
図面から完成品まで加工をワンストップ
刻印・焼入れ・研磨・溶接・表面処理・組立てまで弊社と協力会社にて行えます。図面だけあれば完成します。
Reason1-3.
厳しい納期に関して対応可能
企業のお客様のご希望納期通りに納品しています。そのため、生産管理システムと現場での納期の可視化、各機械ごとの1日の生産状況の可視化などを行うことで可能にしています。
Reason2.
製造について
Reason2-1.
アルミ加工はコストカットとスピード対応が可能
自社設計のアルミ専用特殊工具を使うことで、大きめの材料から10個製品を作れるため、材料費を抑え短時間で加工することが可能になりました。結果としてコストダウンが実現しました。
Reason2-2.
外観面に傷をつけずに加工
特にアルミは傷がつきやすい素材です。加工時に保護シートを使用することの他、お客様のお手元に届くまでの保管・梱包・運搬のプロセスでも傷をつけない環境や設備がございます。
Reason2-3.
軽量化で薄い板も加工できます
冷凍チャックや真空チャックという自社の特殊設備で1mm以下の厚さでも高い精度で加工が可能です。異形状でも対応しています。
Reason2-4.
量産から単発・単品加工も可能です
大きなものは月産500個、小さなものは月産6,000個の実績があります。コストダウンしたい場合には、月産10~1,000個がオススメです。もちろん単品・単発加工も可能です。
Reason3.
品質保証について
Reason3-1.
加工や運搬のキズ対策
お客様の基準をクリアするレベルまで最適な処理をします。専任の品質管理部が責任をもって対応しています。
Reason3-2.
品質保証
品質マネジメントシステムの自社運用のため、各製品ごとに製造プロセスから検査に至るまで遡って対応可能です。入社3年目以降の社員は検査員資格を取得する教育を行っています。
Reason3-3.
高精度の検査体制
測定器は信頼のある日本製を使用し、使用頻度の高い測定器は毎日点検し記録しています。三次元測定器による保証のついた測定データも添付可能です。
愛知県の製造業を支える!株式会社MRTが選ばれる4つの理由
愛知県内外のメーカー様から、株式会社MRTがパートナーとして選ばれ続けている理由には、明確な根拠があります。
1. 難削材・スーパーエンプラへの対応力
PEEK、ベスペル(Vespel)、ポリイミド、PPSなどのスーパーエンジニアリングプラスチックは、耐熱性や強度は高いものの、加工が非常に難しい素材です。株式会社MRTはこれらの難削材加工において豊富な実績を持ちます。他社で断られた素材であっても、一度ご相談ください。
2. ミクロン台の公差を実現する「温度管理」と「設備」
樹脂の微細加工において、温度変化は最大の敵です。株式会社MRTの工場内は、24時間体制で厳密な温度管理が行われています。また、最新鋭のマシニングセンタや微細加工機を導入し、環境と設備の双方向から高精度を保証しています。
3. バリを出さない、残さない独自ノウハウ
微細部品における「バリ」は、製品の機能を損なう致命的な欠陥となります。特に流体制御部品や医療部品では、微細なバリの脱落が大事故につながりかねません。株式会社MRTでは、「そもそもバリを出さない切削パスの工夫」と「顕微鏡下での精密なバリ取り技術」を組み合わせ、徹底した品質管理を行っています。
4. 試作開発への特化とスピード対応
開発スピードが命の現代において、試作品の納期遅延は許されません。株式会社MRTは、試作・単品加工に特化した生産体制を構築しており、お見積りから納品までスピーディーに対応可能です。「来週の試験に間に合わせたい」というご要望にも、全力でお応えします。
他社との違いを徹底比較
一般的な樹脂加工業者と、微細加工に特化した株式会社MRTとの違いを比較表にまとめました。加工委託先を選定する際の参考にしてください。
| 比較項目 | 一般的な樹脂加工業者 | 株式会社MRT(微細加工特化) |
|---|---|---|
| 得意分野 | 汎用樹脂の大量生産、大型部品 | スーパーエンプラの微細・精密加工、試作 |
| 最小穴径 | φ1.0mm ~ φ0.5mm 程度 | φ0.1mm 以下(素材・深さによる) |
| 公差レベル | ±0.05mm ~ ±0.1mm | ±0.005mm ~ ±0.01mm(条件による) |
| バリ処理 | 手作業による一般的な仕上げ | 顕微鏡を用いた精密除去・バリレス加工技術 |
| 対応素材 | POM, ABS, MCナイロンなど | PEEK, PI, PTFE, セラミック配合樹脂など全般 |
このように、株式会社MRTは「小さく、細かく、難しい」加工領域において、圧倒的な優位性を持っています。
会社案内
株式会社MRTは、愛知県を拠点に技術の研鑽を続けています。私たちの設備環境や企業姿勢についてご紹介します。
代表よりご挨拶

創業1970年、木工機械の部品製作から始まり、時代の変化と共にさまざまな業界にチャレンジしてきました。自動車専用機、工作機械、車椅子、バイク、半導体製造設備、航空機など、金属部品切削加工を軸に堅実に成長してまいりました。
昨今の世界情勢と国内における製造業の厳しさを日々感じておりますが、社名変更を期に益々の発展を目指し、お客様に満足をしていただけるよう、日々努力を重ねていく所存でございます。
皆さまからの信頼・ご期待に応え、経済・社会の礎となるモノづくりを目指して、全社員一丸となって取り組んでまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
株式会社MRT
代表取締役 村田 直喜
会社概要
| 社名 | 株式会社MRT |
| 代表取締役 | 村田 直喜 |
| 所在地 | 〒454-0996 愛知県名古屋市中川区伏屋二丁目209番地 |
| 設立 | 創業/昭和45年4月 設立/昭和62年10月(法人化) |
| 資本金 | 1,000 万円 |
| 社員数 | 17 名 |
| 業種 | 精密部品機械加工 |
| 事業内容 | 各種機械部品のNC旋盤・マシニングセンタによる切削加工 (表面処理等最終工程まで請負可能)自動車関連専用機 航空機 医療器 半導体製造設備関連等 |
| 取引銀行 | 三十三銀行、名古屋銀行、中京銀行 |
| 加盟団体 | 愛知中小企業家同友会、(社)中川法人会、名古屋商工会議所 |
会社沿革
昭和45年4月に創業者 村田明朗が木工機械の部品製造を目的として創業し、山下機械株式会社との取引がきっかけで、自動車部品の専用機の部品加工に長年にわたり携わってまいりました。モノづくりへの技術・思いを積み重ね、職人集団として多種多様な要望にお応えし、多くの取引先から評価をいただいております。
| 1970年(昭和45年) | 4月 | 村田明朗が名古屋市中川区中須町に村田鉄工所として開業する。 |
| 1981年(昭和56年) | 12月 | NC旋盤を導入。 |
| 1987年(昭和62年) | 10月 | 有限会社 村田鉄工所に改組 |
| 1990年(平成2年) | 6月 | M/C滝澤MAC-410導入。 |
| 1998年(平成10年) | 5月 | 4軸付M/C森精機SV400導入。 |
| 2001年(平成13年) | 4月 | 4軸付M/C森精機SV403導入。 |
| 2004年(平成16年) | 4月 10月 | 中川区押元町に本社工場移転。 M/C森精機NV5000α1B導入 |
| 2006年(平成18年) | 10月 | 4軸付M/C森精機NV5000α1A導入。 |
| 2011年(平成23年) | 12月 | NC複合旋盤 滝澤TCN-2000Y導入。 |
| 2012年(平成24年) | 10月 | 株式会社MRTに改組・社名変更。 |
| 2014年(平成26年) | 4月 | M/CブラザーS700X1導入。 |
| 2015年(平成27年) | 4月 10月 12月 | M/CブラザーS700X1導入。 村田直喜が代表取締役に就任。 東京精密製三次元測定機を導入。ISO 9001 認証取得。 |
| 2019年(令和元年) | 7月 9月 | 中川区伏屋に本社工場移転。 M/CオークマMB-46VAE導入。 |
| 2020年(令和2年) | 3月 | M/CブラザーS1000X1導入。 |
| 2021年(令和3年) | 4月 | M/CオークマGENOS M460-VE導入。 |
| 2022年(令和4年) | 3月 | M/CオークマGENOS M460-VE導入。 |
| 2023年(令和5年) | 6月 | M/CオークマMU-4000V導入。自動搬送ロボットSTANDROID導入。 |
お問い合わせ
樹脂の微細加工、難形状加工に関するご相談は、以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。図面データ(DXF, STEP等)がある場合は、より具体的な回答が可能です。
「この形状は加工できるか?」「最適な樹脂素材を提案してほしい」といった技術的なご質問もお待ちしております。
メールでお問い合わせの場合
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株式会社 MRT(以下、弊社)は、弊社をご利用になる皆様のプライバシー及び個人情報の保護にあたり、慎重に取り扱うとともに適用される法令及びその他の規範を遵守致します。
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弊社は、プライバシーポリシーを変更する場合があります。
プライバシーポリシーに重要な変更がある場合には、サイト上で告知します。
2021年09月1日
株式会社 MRT
代表取締役 村田 直喜
【深掘り】樹脂微細加工の成功を左右する3つのポイント
記事の後半では、さらに専門的な視点から、樹脂微細加工を依頼する際に知っておくべきポイントを深掘りします。高品質な部品を調達するための知識としてお役立てください。
1. 素材選定とマシナビリティ(被削性)の関係
樹脂微細加工において、素材選びはコストと品質のバランスを決定づける最重要項目です。
- PEEK(ポリエーテルエーテルケトン):
耐熱性、耐薬品性に優れ、半導体や医療分野で多用されます。硬度がありバリが出にくい反面、高価であり、工具摩耗も早いです。株式会社MRTではPEEKの微細穴あけ加工を得意としています。 - PTFE(フッ素樹脂/テフロン):
滑り性や耐薬品性は最高クラスですが、非常に柔らかく、寸法安定性を出すのが至難の業です。また、バリが伸びやすく除去が難しいため、株式会社MRTのような熟練の技術が必要不可欠です。 - PI(ポリイミド):
超耐熱性が必要な場合に使用されます。切削抵抗が大きく、適切な工具選定を行わないと、材料が割れたり(チッピング)、工具が破損したりします。
2. マイクロドリルの選定とアスペクト比の限界
微細穴加工では、穴の直径(D)に対する深さ(L)の比率である「アスペクト比(L/D)」が加工限界を決めます。
例えば、φ0.1mmの穴を深さ1.0mmまであける場合、アスペクト比は10となります。樹脂は切粉がドリルに溶着しやすいため、金属加工以上に「ステップフィード(少しずつ出し入れする動作)」や「冷却方法」の最適化が求められます。株式会社MRTでは、特殊な工具と独自の加工プログラムにより、高アスペクト比の深穴加工でも穴曲がりを最小限に抑えます。
3. 固定方法(チャッキング)の技術
微細で薄い樹脂部品は、強く固定すると変形し、弱すぎると加工中に動いてしまいます。これを防ぐために、株式会社MRTでは以下のような高度な固定技術を駆使しています。
- 真空チャック(バキューム):空気の力でワークを吸着し、均一な力で固定することで歪みを防ぐ。
- 両面テープ・接着固定:極薄形状の場合、専用の固定材を用いて化学的に固定する。
- 治具(ジグ)の自社製作:複雑な形状のワークに合わせて、専用の固定治具(生爪など)を社内で迅速に製作し、最適な加工環境を作り出す。
愛知県で、他社には真似できない樹脂微細加工をお探しなら、ぜひ株式会社MRTにご相談ください。
私たちは、お客様の「作りたい」という想いを、確かな技術と品質でカタチにします。挑戦的な形状、厳しい公差、短納期案件など、どのような課題でもまずは一度お問い合わせください。


