愛知県のインコネル5軸加工なら株式会社MRT|難削材の課題を解決する高精度加工の技術拠点

愛知県・難削材加工のスペシャリスト

インコネル
5軸加工の極致へ

ミクロン単位の精度が求められる航空宇宙・エネルギー産業へ。
最先端設備と熟練の技で、不可能を可能にする。

株式会社MRT
インコネル5軸加工の様子

日本のモノづくり産業の中心地である愛知県において、航空宇宙部品やエネルギー関連機器など、極めて高い信頼性が求められる分野での加工ニーズが高まっています。特に、耐熱超合金であるインコネル(Inconel)を用いた部品製作は、その難削性と形状の複雑さから、対応できる加工業者が限られているのが現状です。

「既存のサプライヤーではインコネルの加工精度が出ない」
「5軸加工機でなければ不可能な形状だが、納期が間に合わない」
「愛知県内で、試作から量産まで任せられるパートナーを探している」

このような課題をお持ちの設計開発者様、購買担当者様は、ぜひ株式会社MRTにご相談ください。当社は愛知県を拠点に、インコネルをはじめとする難削材の5軸加工に特化した技術力を有しており、お客様の厳しい要求品質にお応えします。本記事では、なぜインコネルの5軸加工が難しいのかという技術的な背景と、それを解決する株式会社MRTの強みについて詳しく解説します。

【インコネル】の【5軸加工】とは?難削材加工の技術的背景

近年、製造業における文脈でも注目される「インコネル」と「5軸加工」。ここでは、なぜこの組み合わせが高度な技術を要するのか、その理由を専門的な視点で解説します。

インコネル(Inconel)が「難削材」と呼ばれる理由

インコネルはニッケルを主成分とする超合金であり、高温環境下でも強度が低下せず、耐酸化性・耐腐食性に優れているのが特徴です。ジェットエンジンのタービンブレードや化学プラントの配管などに使用されますが、切削加工においては以下の理由から「極めて加工が困難な材料」とされています。

  • 加工硬化が著しい:刃物が当たった瞬間から材料表面が硬化し、工具の摩耗を急激に早めます。
  • 熱伝導率が低い:切削熱が切りくずや母材に逃げにくく、工具刃先に熱が集中するため、工具寿命が短くなります。
  • 溶着しやすい:材料が工具に付着(構成刃先)しやすく、加工面の精度低下や欠けの原因となります。

5軸加工機によるアプローチの優位性

従来の3軸加工機では、複雑な形状を加工する際に「段取り替え」が必要となり、その都度位置決め誤差が生じるリスクがありました。一方、5軸加工(同時5軸・割り出し5軸)を用いることで、以下のメリットが生まれます。

  • ワンチャッキングでの完結:多面加工を一度の段取りで行えるため、工程間の誤差を排除し、幾何公差を厳守できます。
  • 最適な切削条件の維持:工具の突き出し量を短く抑えたり、ボールエンドミルの周速がゼロになる中心点を避けたりと、インコネル加工に最適な工具姿勢を維持できます。
  • 複雑形状の実現:インペラーやブレードなど、アンダーカットを含む3次元曲面形状の加工が可能です。

株式会社MRTでは、この「インコネルの材料特性」と「5軸加工機の特性」を熟知した上で、最適な加工パスと切削条件を選定しています。

株式会社MRTのサービス内容

株式会社MRTでは、マシニングセンタを中心とした金属加工全般を承っております。特に他社では断られるような高難度な案件において、その真価を発揮します。

Reason1.
営業について

Reason1-1.
企画から相談できる

「市販品だとサイズが大きいし重いから、アルミで製作できないか」など、お悩みの企業様からのご相談を受けて、試作を繰り返して納得のいくご提案をします。

Reason1-2.
図面から完成品まで加工をワンストップ

刻印・焼入れ・研磨・溶接・表面処理・組立てまで弊社と協力会社にて行えます。図面だけあれば完成します。

Reason1-3.
厳しい納期に関して対応可能

企業のお客様のご希望納期通りに納品しています。そのため、生産管理システムと現場での納期の可視化、各機械ごとの1日の生産状況の可視化などを行うことで可能にしています。

Reason2.
製造について

Reason2-1.
アルミ加工はコストカットとスピード対応が可能

自社設計のアルミ専用特殊工具を使うことで、大きめの材料から10個製品を作れるため、材料費を抑え短時間で加工することが可能になりました。結果としてコストダウンが実現しました。

Reason2-2.
外観面に傷をつけずに加工

特にアルミは傷がつきやすい素材です。加工時に保護シートを使用することの他、お客様のお手元に届くまでの保管・梱包・運搬のプロセスでも傷をつけない環境や設備がございます。

Reason2-3.
軽量化で薄い板も加工できます

冷凍チャックや真空チャックという自社の特殊設備で1mm以下の厚さでも高い精度で加工が可能です。異形状でも対応しています。

Reason2-4.
量産から単発・単品加工も可能です

大きなものは月産500個、小さなものは月産6,000個の実績があります。コストダウンしたい場合には、月産10~1,000個がオススメです。もちろん単品・単発加工も可能です。

Reason3.
品質保証について

Reason3-1.
加工や運搬のキズ対策

お客様の基準をクリアするレベルまで最適な処理をします。専任の品質管理部が責任をもって対応しています。

Reason3-2.
品質保証

品質マネジメントシステムの自社運用のため、各製品ごとに製造プロセスから検査に至るまで遡って対応可能です。入社3年目以降の社員は検査員資格を取得する教育を行っています。

Reason3-3.
高精度の検査体制

測定器は信頼のある日本製を使用し、使用頻度の高い測定器は毎日点検し記録しています。三次元測定器による保証のついた測定データも添付可能です。

愛知県でインコネル加工なら株式会社MRTが選ばれる理由

愛知県内には数多くの加工業者が存在しますが、その中でなぜ株式会社MRTが難削材・微細加工のパートナーとして選ばれ続けているのか。その理由は、設備力だけではない「技術の蓄積」にあります。

1. インコネル加工に特化した工具選定と切削条件のノウハウ

インコネルの加工において最も重要なのは、「熱をいかに制御するか」です。株式会社MRTでは、耐熱コーティングが施された超硬工具の選定はもちろん、切削速度、送り速度、切り込み量のバランスを独自にデータベース化しています。これにより、加工硬化を最小限に抑えつつ、高精度な仕上げ面を実現します。

2. 最新鋭の5軸制御マシニングセンタとCAM技術

ハードウェア(機械)が良いだけでは、良い製品は生まれません。株式会社MRTは、高度なCAD/CAMシステムを駆使し、5軸特有の干渉回避や滑らかなツールパス生成を行っています。機械の性能を100%引き出すプログラミング技術が、複雑形状のインコネル部品においてもビビリ振動のない美しい加工を可能にします。

3. 徹底した品質保証体制と測定技術

高精度な加工品であっても、それを正しく測定できなければ品質は保証されません。株式会社MRTでは、三次元測定機をはじめとする検査設備を完備。温度管理された検査室にて、ミクロン単位の精度保証を行い、検査成績書を添付して納品いたします。

他社との違い|インコネル5軸加工の対応力比較

一般的な金属加工業者と、難削材加工に特化した株式会社MRTとの違いを比較表にまとめました。インコネルの加工依頼先を選定する際の参考にしてください。

比較項目一般的な加工業者株式会社MRT
インコネル対応不可、または外注対応が多い
(工具摩耗によるコスト増を敬遠)
得意分野として内製化
(豊富な加工実績あり)
5軸加工能力割り出し加工のみ、または設備なし同時5軸加工に対応
(インペラー等の複雑形状も可)
幾何公差の保証工程変えによる積み上げ誤差が発生しやすいワンチャッキングで高精度保証
納期対応難削材のためバッファを多く取る傾向最適化パスにより短納期を実現
試作・小ロット量産優先で断られるケースがある1個からの試作開発に対応

会社案内

株式会社MRTは、愛知県のモノづくりを支える技術集団として、常にお客様の課題解決に尽力しています。詳しい会社概要やアクセス情報は以下をご確認ください。

代表よりご挨拶

創業1970年、木工機械の部品製作から始まり、時代の変化と共にさまざまな業界にチャレンジしてきました。自動車専用機、工作機械、車椅子、バイク、半導体製造設備、航空機など、金属部品切削加工を軸に堅実に成長してまいりました。

昨今の世界情勢と国内における製造業の厳しさを日々感じておりますが、社名変更を期に益々の発展を目指し、お客様に満足をしていただけるよう、日々努力を重ねていく所存でございます。

皆さまからの信頼・ご期待に応え、経済・社会の礎となるモノづくりを目指して、全社員一丸となって取り組んでまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

株式会社MRT
代表取締役 村田 直喜

会社概要

社名株式会社MRT
代表取締役村田 直喜
所在地〒454-0996
愛知県名古屋市中川区伏屋二丁目209番地
設立創業/昭和45年4月
設立/昭和62年10月(法人化)
資本金1,000 万円
社員数17 名
業種精密部品機械加工
事業内容各種機械部品のNC旋盤・マシニングセンタによる切削加工
(表面処理等最終工程まで請負可能)自動車関連専用機
航空機
医療器
半導体製造設備関連等
取引銀行三十三銀行、名古屋銀行、中京銀行
加盟団体愛知中小企業家同友会、(社)中川法人会、名古屋商工会議所

会社沿革

昭和45年4月に創業者 村田明朗が木工機械の部品製造を目的として創業し、山下機械株式会社との取引がきっかけで、自動車部品の専用機の部品加工に長年にわたり携わってまいりました。モノづくりへの技術・思いを積み重ね、職人集団として多種多様な要望にお応えし、多くの取引先から評価をいただいております。

1970年(昭和45年)4月村田明朗が名古屋市中川区中須町に村田鉄工所として開業する。
1981年(昭和56年)12月NC旋盤を導入。
1987年(昭和62年)10月有限会社 村田鉄工所に改組
1990年(平成2年)6月M/C滝澤MAC-410導入。
1998年(平成10年)5月4軸付M/C森精機SV400導入。
2001年(平成13年)4月4軸付M/C森精機SV403導入。
2004年(平成16年)4月
10月
中川区押元町に本社工場移転。
M/C森精機NV5000α1B導入
2006年(平成18年)10月4軸付M/C森精機NV5000α1A導入。
2011年(平成23年)12月NC複合旋盤 滝澤TCN-2000Y導入。
2012年(平成24年)10月株式会社MRTに改組・社名変更。
2014年(平成26年)4月M/CブラザーS700X1導入。
2015年(平成27年)4月
10月
12月
M/CブラザーS700X1導入。
村田直喜が代表取締役に就任。
東京精密製三次元測定機を導入。ISO 9001 認証取得。
2019年(令和元年)7月
9月
中川区伏屋に本社工場移転。
M/CオークマMB-46VAE導入。
2020年(令和2年)3月M/CブラザーS1000X1導入。
2021年(令和3年)4月M/CオークマGENOS M460-VE導入。
2022年(令和4年)3月M/CオークマGENOS M460-VE導入。
2023年(令和5年)6月M/CオークマMU-4000V導入。自動搬送ロボットSTANDROID導入。

インコネル5軸加工に関するお問い合わせ

インコネルの加工でお困りの案件、5軸加工が必要な複雑形状部品など、まずは図面(DXF/STEP等)をご用意の上、お気軽にご相談ください。技術スタッフが形状を確認し、最適な加工方法とお見積りを提示させていただきます。

メールでお問い合わせの場合

下記、必要事項をご記入のうえ、送信してください。

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    プライバシーポリシー

    個人情報保護方針
    株式会社 MRT(以下、弊社)は、弊社をご利用になる皆様のプライバシー及び個人情報の保護にあたり、慎重に取り扱うとともに適用される法令及びその他の規範を遵守致します。
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    プライバシーポリシーに重要な変更がある場合には、サイト上で告知します。

    2021年09月1日
    株式会社 MRT
    代表取締役 村田 直喜

    【深掘り】インコネルの種類と5軸加工のポイント

    ここからは、さらに専門的な情報をお求めの方に向けて、インコネルの代表的な種類と、株式会社MRTが実践している5軸加工時の技術的なポイントについて解説します。

    代表的なインコネルの種類(Inconel 718 / 625 / 600)

    インコネルと一口に言っても、用途に合わせて様々なグレードが存在します。株式会社MRTでは、以下の主要グレードすべてに対応可能です。

    • Inconel 718:最も一般的に使用される析出硬化型のニッケル超合金。航空機のエンジン部品やガスタービンに適していますが、加工硬化性が非常に高いのが特徴です。
    • Inconel 625:固溶強化型で、優れた耐食性と強度を持ちます。化学工業や海洋開発機器に使用されます。溶接性は比較的良好ですが、切削時の粘りが強い材料です。
    • Inconel 600:耐熱性・耐食性のバランスが良く、原子炉部材や熱処理炉の部品に使用されます。

    5軸加工における工具寿命延長の戦略

    インコネルの5軸加工において、コストダウン(工具費削減)と精度維持を両立させるために、株式会社MRTでは以下の戦略を取り入れています。

    1. トロコイド加工の活用

    従来の直線的な動きではなく、円弧を描きながら少しずつ切り込む「トロコイド加工」をCAMで生成します。これにより、工具にかかる負荷を一定に保ち、切削熱の蓄積を防ぐことで、インコネル加工時の工具寿命を飛躍的に延ばすことが可能です。

    2. 高圧クーラントの適正使用

    切削点に的確にクーラント(切削油)を供給することは、インコネル加工の生命線です。5軸加工ではワークや主軸が複雑に傾くため、通常のノズルではクーラントが届かない場合があります。株式会社MRTでは、スルースピンドルクーラントや専用ノズルを駆使し、常に刃先を冷却・潤滑させる体制を整えています。

    3. 工具の振れ精度管理

    難削材加工では、わずかな工具の振れが致命的な摩耗や折損につながります。当社では焼きばめホルダや高精度油圧ホルダを使用し、振れ精度を極限まで抑えることで、安定した5軸加工を実現しています。

    愛知県から全国へ、高精度なインコネル部品をお届けします

    株式会社MRTは、愛知県という立地を活かし、自動車産業で培われた厳しい品質基準をクリアする体制を持っています。航空宇宙、エネルギー、医療機器など、失敗の許されないインコネル部品の製造は、確かな技術と実績を持つ株式会社MRTにお任せください。