ミクロン単位の精度で日本のモノづくりを支える。
創業50年の実績と最新鋭の設備が織りなす、妥協なき金属加工技術。
アルミ加工から難削材まで、試作1個から量産まで対応いたします。
高品質・短納期を実現する、あなたの工場のパートナーへ。
愛知県は、自動車産業や航空宇宙産業をはじめとする「ものづくり」の世界的な集積地です。この地域において、製品の軽量化や放熱性を目的としたアルミ部品の需要は年々高まっています。特に、精密切削加工の分野では、高い技術力と迅速な対応力が求められています。
「図面通りの精度が出るか不安」「短納期で試作をお願いしたい」「コストダウンの提案が欲しい」
もし、愛知県内および近郊でこのようなお悩みをお持ちであれば、ぜひ当社にお任せください。
本記事では、アルミのNC旋盤加工における基礎知識から、失敗しないメーカー選定のポイント、そして当社が実現する高精度・短納期の理由について詳しく解説します。これから加工依頼をご検討中のご担当者様にとって、有益な情報となれば幸いです。
【アルミ】の【NC旋盤加工】とは?特徴と加工のポイント
アルミ(アルミニウム合金)のNC旋盤加工は、製造業において極めてポピュラーな加工法ですが、高品質な製品を安定して供給するためには、材料特性と加工機の特性を深く理解する必要があります。
NC旋盤加工の基本的な仕組み
NC旋盤(Numerically Controlled Lathe)とは、数値制御によって工作物(ワーク)を回転させ、固定された工具(バイト)を当てて削る工作機械です。主に円筒形状の部品加工に適しており、以下の特徴があります。
- 高精度な同軸度:ワークを回転させて加工するため、円筒の中心軸に対する精度が出しやすい。
- 量産性:プログラム制御により、同一形状の部品を高速かつ安定して生産可能。
- 複合加工:近年ではミーリング機能(回転工具)を持つターニングセンタも普及し、穴あけやフライス加工も一台で完結可能。
アルミ素材(アルミニウム合金)の加工特性
鉄やステンレスと比較して、アルミは「被削性が良い(削りやすい)」と言われますが、実は非常に繊細な管理が必要な素材でもあります。NC旋盤加工において注意すべきアルミの特性は以下の通りです。
| 特性 | 加工上の課題と対策 |
|---|---|
| 溶着しやすい (構成刃先) | アルミは融点が低く柔らかいため、切削熱で溶けて刃先に付着する「構成刃先」が発生しやすいです。これが脱落すると仕上げ面がむしれ、精度不良の原因になります。 対策:適切な切削油の選定、刃先の鋭い工具の使用、最適な切削速度の設定。 |
| 熱膨張が大きい | 熱伝導率が高く熱膨張係数が大きいため、加工中の温度変化で寸法が変わりやすいです。 対策:工場内の温度管理、クーラントによる冷却、仕上げ加工前の粗加工での熱発散。 |
| 傷がつきやすい | 素材が柔らかいため、チャッキング(固定)の圧力で変形したり、切りくずで表面に傷がついたりします。 対策:チャック圧力の調整、生爪(なまづめ)の成形、切りくず処理の徹底。 |
このように、アルミのNC旋盤加工は「削ること自体は容易」であっても、「高精度かつ美観を保って仕上げる」ためには、熟練の技術とノウハウが不可欠なのです。
当社のサービス内容
当社では、試作開発から量産加工まで、お客様のニーズに合わせた柔軟な生産体制を整えています。愛知県を中心としたサプライチェーンを活かし、材料調達から表面処理までワンストップで対応可能です。
Reason1.
営業について
Reason1-1.
企画から相談できる
「市販品だとサイズが大きいし重いから、アルミで製作できないか」など、お悩みの企業様からのご相談を受けて、試作を繰り返して納得のいくご提案をします。
Reason1-2.
図面から完成品まで加工をワンストップ
刻印・焼入れ・研磨・溶接・表面処理・組立てまで弊社と協力会社にて行えます。図面だけあれば完成します。
Reason1-3.
厳しい納期に関して対応可能
企業のお客様のご希望納期通りに納品しています。そのため、生産管理システムと現場での納期の可視化、各機械ごとの1日の生産状況の可視化などを行うことで可能にしています。
Reason2.
製造について
Reason2-1.
アルミ加工はコストカットとスピード対応が可能
自社設計のアルミ専用特殊工具を使うことで、大きめの材料から10個製品を作れるため、材料費を抑え短時間で加工することが可能になりました。結果としてコストダウンが実現しました。
Reason2-2.
外観面に傷をつけずに加工
特にアルミは傷がつきやすい素材です。加工時に保護シートを使用することの他、お客様のお手元に届くまでの保管・梱包・運搬のプロセスでも傷をつけない環境や設備がございます。
Reason2-3.
軽量化で薄い板も加工できます
冷凍チャックや真空チャックという自社の特殊設備で1mm以下の厚さでも高い精度で加工が可能です。異形状でも対応しています。
Reason2-4.
量産から単発・単品加工も可能です
大きなものは月産500個、小さなものは月産6,000個の実績があります。コストダウンしたい場合には、月産10~1,000個がオススメです。もちろん単品・単発加工も可能です。
Reason3.
品質保証について
Reason3-1.
加工や運搬のキズ対策
お客様の基準をクリアするレベルまで最適な処理をします。専任の品質管理部が責任をもって対応しています。
Reason3-2.
品質保証
品質マネジメントシステムの自社運用のため、各製品ごとに製造プロセスから検査に至るまで遡って対応可能です。入社3年目以降の社員は検査員資格を取得する教育を行っています。
Reason3-3.
高精度の検査体制
測定器は信頼のある日本製を使用し、使用頻度の高い測定器は毎日点検し記録しています。三次元測定器による保証のついた測定データも添付可能です。
愛知県で当社が選ばれる4つの理由
数ある加工業者の中から、なぜ多くの企業様が当社を選んでくださるのか。それは、単に図面通りに作るだけでなく、お客様のビジネスを加速させる付加価値を提供しているからです。
1. ミクロン単位の精度を実現する技術力と設備
最新のNC旋盤および複合加工機を導入し、温度管理された工場内で加工を行っています。特にアルミ加工においては、前述した「熱膨張」や「キズ」のリスクを最小限に抑えるための独自の加工プロセスを確立。幾何公差の厳しい部品や、鏡面仕上げが求められる光学部品など、難易度の高い加工にも対応します。
2. 愛知県の立地を活かした「超短納期」対応
愛知県は材料商社、工具メーカー、熱処理・表面処理業者が密集しているエリアです。当社はこの地の利を最大限に活かし、通常であれば数週間かかる案件でも、強力なネットワークを駆使して短納期を実現します。「急ぎで試作品が欲しい」「ラインストップを防ぎたい」という緊急案件もご相談ください。
3. 設計段階からのVA/VE提案(コストダウン提案)
当社は「図面通りに作る」だけではありません。「ここをR形状からC面取りに変えればコストが下がる」「この公差は嵌合相手によっては緩和できるのではないか」といった、加工屋視点でのVA(価値分析)/VE(価値工学)提案を積極的に行っています。これにより、品質を落とさずにトータルコストを削減した事例が多数ございます。
4. 徹底した品質管理体制
三次元測定機や画像寸法測定器などの検査設備を充実させ、工程内検査と出荷前検査を徹底しています。アルミ部品は特に打痕やキズが致命傷となるため、梱包・輸送方法に至るまで細心の注意を払っています。「不良品ゼロ」を目指す姿勢が、大手メーカー様からの信頼に繋がっています。
他社との違いについて
一般的な加工業者と当社では、特に「対応の柔軟性」と「提案力」において大きな違いがあります。以下に主な比較ポイントをまとめました。
| 比較項目 | 当社(高付加価値加工) | 一般的な加工業者 |
|---|---|---|
| アルミ加工の専門性 | アルミ特有の歪み・キズ対策を熟知。 薄肉加工や複雑形状も得意とする。 | 鉄やステンレスがメインで、アルミの表面品質管理が不十分な場合がある。 |
| 試作・小ロット対応 | 1個からの試作に迅速対応。 特急対応枠を確保している。 | 量産優先で、小ロットは断られるか納期が長くなる傾向がある。 |
| コストダウン提案 | 設計段階から参画し、加工費削減を提案。 無駄なスペックを省く助言が可能。 | 受動的で、図面通りにしか見積もり・加工を行わない。 |
| ワンストップ対応 | 材料・加工・アルマイト処理まで一括管理。 お客様の管理工数を削減。 | 加工のみの対応で、材料支給や後処理は発注者側で手配が必要。 |
会社案内
私たちは愛知県を拠点に、長年にわたり金属加工技術を磨いてまいりました。お客様の「困った」を解決するパートナーとして、誠心誠意対応させていただきます。
代表よりご挨拶

創業1970年、木工機械の部品製作から始まり、時代の変化と共にさまざまな業界にチャレンジしてきました。自動車専用機、工作機械、車椅子、バイク、半導体製造設備、航空機など、金属部品切削加工を軸に堅実に成長してまいりました。
昨今の世界情勢と国内における製造業の厳しさを日々感じておりますが、社名変更を期に益々の発展を目指し、お客様に満足をしていただけるよう、日々努力を重ねていく所存でございます。
皆さまからの信頼・ご期待に応え、経済・社会の礎となるモノづくりを目指して、全社員一丸となって取り組んでまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
株式会社MRT
代表取締役 村田 直喜
会社概要
| 社名 | 株式会社MRT |
| 代表取締役 | 村田 直喜 |
| 所在地 | 〒454-0996 愛知県名古屋市中川区伏屋二丁目209番地 |
| 設立 | 創業/昭和45年4月 設立/昭和62年10月(法人化) |
| 資本金 | 1,000 万円 |
| 社員数 | 17 名 |
| 業種 | 精密部品機械加工 |
| 事業内容 | 各種機械部品のNC旋盤・マシニングセンタによる切削加工 (表面処理等最終工程まで請負可能)自動車関連専用機 航空機 医療器 半導体製造設備関連等 |
| 取引銀行 | 三十三銀行、名古屋銀行、中京銀行 |
| 加盟団体 | 愛知中小企業家同友会、(社)中川法人会、名古屋商工会議所 |
会社沿革
昭和45年4月に創業者 村田明朗が木工機械の部品製造を目的として創業し、山下機械株式会社との取引がきっかけで、自動車部品の専用機の部品加工に長年にわたり携わってまいりました。モノづくりへの技術・思いを積み重ね、職人集団として多種多様な要望にお応えし、多くの取引先から評価をいただいております。
| 1970年(昭和45年) | 4月 | 村田明朗が名古屋市中川区中須町に村田鉄工所として開業する。 |
| 1981年(昭和56年) | 12月 | NC旋盤を導入。 |
| 1987年(昭和62年) | 10月 | 有限会社 村田鉄工所に改組 |
| 1990年(平成2年) | 6月 | M/C滝澤MAC-410導入。 |
| 1998年(平成10年) | 5月 | 4軸付M/C森精機SV400導入。 |
| 2001年(平成13年) | 4月 | 4軸付M/C森精機SV403導入。 |
| 2004年(平成16年) | 4月 10月 | 中川区押元町に本社工場移転。 M/C森精機NV5000α1B導入 |
| 2006年(平成18年) | 10月 | 4軸付M/C森精機NV5000α1A導入。 |
| 2011年(平成23年) | 12月 | NC複合旋盤 滝澤TCN-2000Y導入。 |
| 2012年(平成24年) | 10月 | 株式会社MRTに改組・社名変更。 |
| 2014年(平成26年) | 4月 | M/CブラザーS700X1導入。 |
| 2015年(平成27年) | 4月 10月 12月 | M/CブラザーS700X1導入。 村田直喜が代表取締役に就任。 東京精密製三次元測定機を導入。ISO 9001 認証取得。 |
| 2019年(令和元年) | 7月 9月 | 中川区伏屋に本社工場移転。 M/CオークマMB-46VAE導入。 |
| 2020年(令和2年) | 3月 | M/CブラザーS1000X1導入。 |
| 2021年(令和3年) | 4月 | M/CオークマGENOS M460-VE導入。 |
| 2022年(令和4年) | 3月 | M/CオークマGENOS M460-VE導入。 |
| 2023年(令和5年) | 6月 | M/CオークマMU-4000V導入。自動搬送ロボットSTANDROID導入。 |
お問い合わせ
アルミのNC旋盤加工に関するご相談、お見積もり依頼は、以下のフォームよりお気軽にご連絡ください。
図面がお手元にない段階でも、構想段階からのご相談も歓迎しております。「他社で断られた」「納期が間に合わない」といった案件も、まずは一度お問い合わせください。
メールでお問い合わせの場合
プライバシーポリシー
個人情報保護方針
株式会社 MRT(以下、弊社)は、弊社をご利用になる皆様のプライバシー及び個人情報の保護にあたり、慎重に取り扱うとともに適用される法令及びその他の規範を遵守致します。
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プライバシーポリシーの更新について
弊社は、プライバシーポリシーを変更する場合があります。
プライバシーポリシーに重要な変更がある場合には、サイト上で告知します。
2021年09月1日
株式会社 MRT
代表取締役 村田 直喜
【アルミ】+【NC旋盤加工】についてさらに詳しく知る
ここからは、より専門的な視点でアルミNC旋盤加工の依頼を検討されている方へ向けて、材質選定や加工法の深掘り情報をお届けします。適切な仕様決定は、コストダウンと品質向上への近道です。
1. 代表的なアルミ合金の種類とNC旋盤加工の相性
「アルミ」と一言で言っても、数多くの合金種があり、それぞれ特性が異なります。NC旋盤加工でよく扱われる代表的な材質をご紹介します。
A5052(アルミマグネシウム合金)
- 特徴:最も流通している中強度のアルミ合金。耐食性、成形性、溶接性に優れます。
- 加工性:切削加工性は標準的ですが、粘り気があるため切りくずの処理や構成刃先の対策が必要です。
- 用途:一般機械部品、カバー、フランジなど。
A2017(ジュラルミン)
- 特徴:銅を含むため強度が高く、切削加工性に優れています。切りくずが細かく分断されやすいため、自動運転のNC旋盤に向いています。
- 加工性:非常に削りやすく、綺麗な仕上がり面が得られますが、耐食性はA5052に劣るため、アルマイト等の表面処理が推奨されます。
- 用途:航空機部品、各種ギア、シャフト、油圧部品など。
A7075(超々ジュラルミン)
- 特徴:アルミ合金の中で最高クラスの強度と硬度を誇ります。
- 加工性:硬度があるため切削性は良好で、高精度な加工が可能です。ただし材料コストは高くなります。
- 用途:航空宇宙機器、スポーツ用品、金型など、強度と軽量化が同時に求められる部品。
A6061(アルミマグネシウムシリコン合金)
- 特徴:強度と耐食性のバランスが良く、熱処理型合金として広く使われます。
- 加工性:切削性はA5052とA2017の中間程度。鍛造品としても流通しており、自動車部品などに多用されます。
2. NC旋盤とマシニングセンタの使い分け
アルミ部品の加工依頼をする際、「旋盤」と「マシニング」どちらが適しているか迷うことがあるかもしれません。基本的には形状で判断します。
- NC旋盤向き:丸棒から削り出す「円筒形状」。パイプ、フランジ、ボルト、シャフト、ニップルなど。同軸度が必要な部品。
- マシニングセンタ向き:角材やプレートから削り出す「角形状」や「異形」。ポケット加工や複雑な3次元曲面が必要な部品。
当社では、複合旋盤(ターニングセンタ)を保有しているため、丸形状の側面に穴を開けたり、Dカット(平らな面を作る)を行ったりする加工も、旋盤工程の中で一度に完了させることが可能です。これにより、工程間の積み替え誤差をなくし、高精度かつ低コストを実現しています。
3. 表面処理(アルマイト)の重要性
アルミは空気中で自然に酸化皮膜を作りますが、この皮膜は非常に薄く、傷や腐食に弱いです。そのため、NC旋盤加工後のアルミ部品には、多くの場合「アルマイト処理(陽極酸化処理)」が施されます。
アルマイト処理を行うことで、以下のメリットが生まれます。
- 耐食性の向上:錆びにくくなり、長期間の使用に耐える。
- 耐摩耗性の向上:表面が硬くなり、摺動部品としての性能が上がる(硬質アルマイト)。
- 装飾性・絶縁性:黒や赤、青などの着色が可能で、電気を通さない絶縁体となる。
当社では、加工後のアルマイト処理まで含めた一括受注が可能です。膜厚の指定や、硬質アルマイト、導電性を持たせるアロジン処理など、用途に合わせた最適な表面処理をご提案いたします。
4. 愛知県で依頼するメリット:サプライチェーンの強さ
最後に、改めて「愛知県」で加工を依頼するメリットについて触れておきます。NC旋盤加工は、材料があって初めて成立します。また、工具や潤滑油、加工後の熱処理や表面処理など、多くの工程が関わります。
愛知県はこれらの関連企業が非常に高密度で集積しているため、「材料がすぐに手に入る」「特殊な処理ができる協力工場が近くにある」という圧倒的な強みがあります。物流コストやタイムラグを最小限に抑えられるこの環境は、結果としてお客様への「短納期・適正価格」での提供に直結しています。
アルミのNC旋盤加工でお困りの際は、技術と地域ネットワークを兼ね備えた当社へ、ぜひお声がけください。


