ミクロンが織りなす、真鍮の極致。
複雑形状を削り出す、
確かな日本の技術。
高精度な5軸マシニングセンタと、熟練のプログラミング技術が融合。
愛知県のものづくり精神を受け継ぎ、
真鍮加工の新たな可能性を切り拓きます。
日本が誇る「モノづくり」の中心地、愛知県。自動車産業をはじめ、航空宇宙、ロボット産業など、高度な技術を要する製造業が集積しています。
その中で、電子部品や配管継手、装飾品など幅広い分野で使用される「真鍮(黄銅)」の加工において、以下のような課題をお持ちではないでしょうか?
- 「複雑な形状で、3軸のマシニングセンタでは工程数が多くなりすぎる」
- 「幾何公差が厳しく、段取り替えによる精度のバラつきを抑えたい」
- 「真鍮特有のキズやバリの処理に困っている」
- 「短納期で高精度な試作品が必要」
もし、このようなお悩みをお持ちであれば、最新の「5軸加工技術」を持つ当社にお任せください。
この記事では、愛知県で真鍮の精密加工を検討されている調達担当者様や技術者様に向けて、なぜ真鍮加工に5軸加工機が有効なのか、そして技術力の確かな加工業者の見極め方について、専門的な視点から詳しく解説します。
【真鍮】の【5軸加工】とは?技術的特徴とメリットを解説
ここでは、専門的な情報収集を行っている方向けに、真鍮素材に対する5軸加工の技術的側面を深掘りします。なぜ「真鍮×5軸」の組み合わせが製造現場で重要視されているのか、その理由を紐解きます。
1. 真鍮(Brass)の材料特性と加工の難しさ
真鍮(黄銅)は、銅と亜鉛の合金です。一般的に被削性(削りやすさ)は良好とされていますが、精密部品として加工する際には特有の難しさがあります。
- 延性と展性:柔らかく粘りがあるため、切削時に「バリ」が発生しやすい。
- 傷つきやすさ:硬度が低いため、チャッキング(固定)や切り屑の排出不良により、製品表面に打痕や擦り傷がつきやすい。
- 熱伝導性:熱を持ちやすいため、加工熱による熱変位(寸法変化)の管理が必要。
特に、快削黄銅(C3604)だけでなく、環境規制に対応した「カドミウムレス黄銅」や「鉛レス黄銅(エコブラス)」などは、従来の真鍮よりも切削条件がシビアになり、高度な技術が求められます。
2. 5軸加工機による解決策(同時5軸・割り出し5軸)
5軸加工機は、直線軸(X・Y・Z)に加え、回転軸(A・BまたはC)を持つ工作機械です。真鍮加工において、5軸加工は以下の決定的なメリットをもたらします。
| メリット | 具体的な効果 |
|---|---|
| ワンチャッキング加工 | 一度の固定で多面加工が可能。段取り替えによる芯ズレを極限までゼロに近づけ、同軸度や直角度などの幾何公差を飛躍的に向上させます。また、着脱回数が減ることで、真鍮表面へのキズのリスクも低減します。 |
| 工具寿命と面粗度の向上 | ボールエンドミルの先端周速ゼロ点を避け、最適な切削速度が得られる角度で工具を当てることができます。これにより、真鍮特有の光沢ある美しい仕上がり(面粗度向上)を実現します。 |
| アンダーカット・複雑形状 | 工具を傾けることで、3軸加工では届かない箇所の加工や、複雑な曲面、インペラのような形状も一体加工が可能です。 |
当社のサービス内容
当社では、愛知県内を中心に、試作開発から小ロット量産まで、高品質な真鍮5軸加工サービスを提供しております。
Reason1.
営業について
Reason1-1.
企画から相談できる
「市販品だとサイズが大きいし重いから、アルミで製作できないか」など、お悩みの企業様からのご相談を受けて、試作を繰り返して納得のいくご提案をします。
Reason1-2.
図面から完成品まで加工をワンストップ
刻印・焼入れ・研磨・溶接・表面処理・組立てまで弊社と協力会社にて行えます。図面だけあれば完成します。
Reason1-3.
厳しい納期に関して対応可能
企業のお客様のご希望納期通りに納品しています。そのため、生産管理システムと現場での納期の可視化、各機械ごとの1日の生産状況の可視化などを行うことで可能にしています。
Reason2.
製造について
Reason2-1.
アルミ加工はコストカットとスピード対応が可能
自社設計のアルミ専用特殊工具を使うことで、大きめの材料から10個製品を作れるため、材料費を抑え短時間で加工することが可能になりました。結果としてコストダウンが実現しました。
Reason2-2.
外観面に傷をつけずに加工
特にアルミは傷がつきやすい素材です。加工時に保護シートを使用することの他、お客様のお手元に届くまでの保管・梱包・運搬のプロセスでも傷をつけない環境や設備がございます。
Reason2-3.
軽量化で薄い板も加工できます
冷凍チャックや真空チャックという自社の特殊設備で1mm以下の厚さでも高い精度で加工が可能です。異形状でも対応しています。
Reason2-4.
量産から単発・単品加工も可能です
大きなものは月産500個、小さなものは月産6,000個の実績があります。コストダウンしたい場合には、月産10~1,000個がオススメです。もちろん単品・単発加工も可能です。
Reason3.
品質保証について
Reason3-1.
加工や運搬のキズ対策
お客様の基準をクリアするレベルまで最適な処理をします。専任の品質管理部が責任をもって対応しています。
Reason3-2.
品質保証
品質マネジメントシステムの自社運用のため、各製品ごとに製造プロセスから検査に至るまで遡って対応可能です。入社3年目以降の社員は検査員資格を取得する教育を行っています。
Reason3-3.
高精度の検査体制
測定器は信頼のある日本製を使用し、使用頻度の高い測定器は毎日点検し記録しています。三次元測定器による保証のついた測定データも添付可能です。
愛知県で当社が選ばれる理由
モノづくりの激戦区である愛知県において、多くの企業様からご指名をいただいている理由があります。単に「機械がある」だけではない、当社の強みをご紹介します。
1. 真鍮・非鉄金属に特化した切削ノウハウ
5軸加工機は導入すればすぐに使いこなせるものではありません。特に真鍮は、材質(C3604, C3771, 鉛フリー材など)によって最適な切削条件が異なります。当社は長年の経験から、材料ごとの「熱変位対策」や「構成刃先(溶着)を防ぐクーラント選定」などのノウハウを蓄積しています。
2. 同時5軸制御による高精度・微細加工
割り出し5軸(3+2軸)だけでなく、インペラや医療機器部品などで求められる「同時5軸制御」に対応可能です。CAD/CAMを駆使した複雑なツールパス生成により、ミクロン単位の精度を実現します。
3. バリレス・キズゼロへのこだわり
真鍮加工で最もクレームになりやすいのが「バリ」と「外観キズ」です。当社では、5軸加工の特徴を活かして加工機内で可能な限りバリを取り除くパスを作成するほか、マイクロスコープを用いた厳格な外観検査体制を敷いています。愛知県内の光学機器メーカー様からも、その外観品質を高く評価いただいています。
他社との違い・技術比較
「どこの加工屋も同じではないか?」と思われるかもしれません。しかし、5軸加工と真鍮の扱いに関しては、設備と技術者のスキルで大きな差が出ます。一般的な加工業者と当社の違いを比較表にまとめました。
| 項目 | 一般的な加工業者 | 当社(5軸特化) |
|---|---|---|
| 加工設備 | 3軸マシニングが主体 (5軸はあっても割り出しのみの場合が多い) | 最新鋭の同時5軸加工機を複数台保有 複合旋盤との連携も可能 |
| 精度・幾何公差 | 積み重ね公差によりバラつきが出やすい (段取り替えが多いため) | ワンチャッキングで高精度を実現 同軸度・位置度などの厳しい公差に対応 |
| 対応材質 | 一般的な快削黄銅(C3604)のみ | 難削真鍮材に対応 鉛レス黄銅、ネーバル黄銅、高力黄銅など |
| 外観品質 | 手作業のバリ取りによるムラが発生 チャッキング傷が残りやすい | 機械加工によるバリ処理&特殊治具 キズを防止する専用治具を社内設計 |
| 納期対応 | 工程が多く、リードタイムが長い | 工程集約により短納期化 試作特急対応も相談可能 |
会社案内
愛知県で信頼できる切削加工パートナーをお探しなら、ぜひ当社の設備と実績をご覧ください。
代表よりご挨拶

創業1970年、木工機械の部品製作から始まり、時代の変化と共にさまざまな業界にチャレンジしてきました。自動車専用機、工作機械、車椅子、バイク、半導体製造設備、航空機など、金属部品切削加工を軸に堅実に成長してまいりました。
昨今の世界情勢と国内における製造業の厳しさを日々感じておりますが、社名変更を期に益々の発展を目指し、お客様に満足をしていただけるよう、日々努力を重ねていく所存でございます。
皆さまからの信頼・ご期待に応え、経済・社会の礎となるモノづくりを目指して、全社員一丸となって取り組んでまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
株式会社MRT
代表取締役 村田 直喜
会社概要
| 社名 | 株式会社MRT |
| 代表取締役 | 村田 直喜 |
| 所在地 | 〒454-0996 愛知県名古屋市中川区伏屋二丁目209番地 |
| 設立 | 創業/昭和45年4月 設立/昭和62年10月(法人化) |
| 資本金 | 1,000 万円 |
| 社員数 | 17 名 |
| 業種 | 精密部品機械加工 |
| 事業内容 | 各種機械部品のNC旋盤・マシニングセンタによる切削加工 (表面処理等最終工程まで請負可能)自動車関連専用機 航空機 医療器 半導体製造設備関連等 |
| 取引銀行 | 三十三銀行、名古屋銀行、中京銀行 |
| 加盟団体 | 愛知中小企業家同友会、(社)中川法人会、名古屋商工会議所 |
会社沿革
昭和45年4月に創業者 村田明朗が木工機械の部品製造を目的として創業し、山下機械株式会社との取引がきっかけで、自動車部品の専用機の部品加工に長年にわたり携わってまいりました。モノづくりへの技術・思いを積み重ね、職人集団として多種多様な要望にお応えし、多くの取引先から評価をいただいております。
| 1970年(昭和45年) | 4月 | 村田明朗が名古屋市中川区中須町に村田鉄工所として開業する。 |
| 1981年(昭和56年) | 12月 | NC旋盤を導入。 |
| 1987年(昭和62年) | 10月 | 有限会社 村田鉄工所に改組 |
| 1990年(平成2年) | 6月 | M/C滝澤MAC-410導入。 |
| 1998年(平成10年) | 5月 | 4軸付M/C森精機SV400導入。 |
| 2001年(平成13年) | 4月 | 4軸付M/C森精機SV403導入。 |
| 2004年(平成16年) | 4月 10月 | 中川区押元町に本社工場移転。 M/C森精機NV5000α1B導入 |
| 2006年(平成18年) | 10月 | 4軸付M/C森精機NV5000α1A導入。 |
| 2011年(平成23年) | 12月 | NC複合旋盤 滝澤TCN-2000Y導入。 |
| 2012年(平成24年) | 10月 | 株式会社MRTに改組・社名変更。 |
| 2014年(平成26年) | 4月 | M/CブラザーS700X1導入。 |
| 2015年(平成27年) | 4月 10月 12月 | M/CブラザーS700X1導入。 村田直喜が代表取締役に就任。 東京精密製三次元測定機を導入。ISO 9001 認証取得。 |
| 2019年(令和元年) | 7月 9月 | 中川区伏屋に本社工場移転。 M/CオークマMB-46VAE導入。 |
| 2020年(令和2年) | 3月 | M/CブラザーS1000X1導入。 |
| 2021年(令和3年) | 4月 | M/CオークマGENOS M460-VE導入。 |
| 2022年(令和4年) | 3月 | M/CオークマGENOS M460-VE導入。 |
| 2023年(令和5年) | 6月 | M/CオークマMU-4000V導入。自動搬送ロボットSTANDROID導入。 |
お問い合わせ
図面がない段階からのご相談や、他社で断られた高難易度案件も歓迎しております。お見積りや技術相談は、以下のフォームよりお気軽にご連絡ください。
メールでお問い合わせの場合
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株式会社 MRT(以下、弊社)は、弊社をご利用になる皆様のプライバシー及び個人情報の保護にあたり、慎重に取り扱うとともに適用される法令及びその他の規範を遵守致します。
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弊社は、プライバシーポリシーを変更する場合があります。
プライバシーポリシーに重要な変更がある場合には、サイト上で告知します。
2021年09月1日
株式会社 MRT
代表取締役 村田 直喜
【深掘り】真鍮5軸加工における技術選定のポイント
ここからは、さらに専門的な視点で、真鍮の5軸加工を依頼する際に発注者様が知っておくべき「技術選定のポイント」を解説します。失敗しない外注先選びのために、以下のキーワードに着目してください。
1. 鉛レス黄銅(Lead-Free Brass)への対応力
SDGsやRoHS指令、ELV指令などの環境規制強化に伴い、従来の鉛を含む快削黄銅(C3604)から、鉛レス黄銅(低カドミウム・低鉛)への代替が進んでいます。
しかし、鉛レス黄銅は「切り屑が分断されにくい」「構成刃先ができやすい」といった特性があり、従来の加工条件のままでは工具破損や精度不良を招きます。5軸加工においても、チッピングを防ぐための特殊なコーティング工具の選定や、切り屑を強制的に排出する高圧クーラントの活用など、「難削材加工」としてのノウハウを持っている企業かどうかが重要です。
2. 治具(ジグ)設計のノウハウ
5軸加工の能力を最大限に引き出す鍵は「治具」にあります。特に真鍮のような柔らかい素材や、異形状の鋳物・鍛造品(真鍮バルブなど)を追加工する場合、市販の万力やチャックでは固定できません。
- ワークを歪ませずに把持する「包み込み治具」
- 5軸の動き(干渉)を考慮した「嵩上げ治具」
- 真空吸着を用いた「バキュームチャック」
これらを社内で迅速に設計・製作できる加工業者は、トータルのリードタイムが短く、品質も安定します。依頼時は「専用治具の製作は可能か?」を確認することをお勧めします。
3. 熱変位対策と恒温環境
真鍮の線膨張係数は鉄の約1.7倍です。つまり、温度変化による寸法変化が大きいため、ミクロンオーダーの加工を行う場合、工場の温度管理(恒温室)が必須となります。
また、5軸加工機自体も稼働によって熱を持ちます。高精度な真鍮部品を依頼する場合は、「工場内は24時間恒温管理されているか」「機械の暖機運転や熱変位補正機能を活用しているか」といった環境面も、品質を担保する重要なファクターとなります。
4. CAD/CAMシステムの充実度
5軸加工機を動かすためには、高度なCAM(Computer Aided Manufacturing)ソフトウェアが不可欠です。特に同時5軸加工では、工具とワーク、機械構造物が干渉しない安全なパスを生成する必要があります。
最新のハイエンドCAD/CAMを導入し、データ支給(3Dモデル)からスムーズに加工プログラムを作成できる体制がある企業は、立ち上げスピードが圧倒的に早いです。
愛知県で真鍮の5軸加工、複雑形状の切削加工をお考えの際は、技術と実績のある当社へぜひご相談ください。お客様の設計意図を汲み取り、最適な加工方法(VA/VE)をご提案いたします。


