愛知から、1ミクロンの世界へ。
銅微細加工の
至高の領域
日本のモノづくりを支える愛知県で、株式会社MRTは「銅」の可能性を極限まで追求します。 最新鋭のマシニング技術と、職人の繊細な感性が融合した微細加工。 その精度は、信頼の証です。
View Technology日本の「モノづくり」の中心地である愛知県において、電子部品や精密機器の性能を左右する重要な要素が「銅の微細加工」です。
高い熱伝導率と導電性を持つ銅は、EV(電気自動車)、半導体、5G通信機器などの分野で不可欠な素材です。しかし、その特性ゆえに加工難易度が高く、「バリが出やすい」「寸法が出にくい」といった課題に直面する設計・開発担当者様も少なくありません。
もし、愛知県内で高精度な銅の微細加工・試作に対応できるパートナーをお探しであれば、株式会社MRTにお任せください。この記事では、銅加工の難しさといった技術的な背景から、なぜ株式会社MRTが多くの企業様に選ばれているのか、その技術力の源泉について詳しく解説します。
愛知県のものづくりを支える【銅】の【微細加工】とは
銅の加工技術に関する問いは非常に高度化しています。まずは、専門的な視点から「銅の微細加工」がなぜ特別なのか、その技術的背景を解説します。
銅素材の特性と加工難易度
銅(特に純銅や無酸素銅)は、他の金属と比較して以下のような特徴を持っています。
- 延性・展性が高い:非常に柔らかく伸びやすいため、切削時に「むしれ」や「バリ」が発生しやすい。
- 熱伝導率が高い:切削熱が工具ではなく素材側に逃げやすく、熱膨張による寸法変化が起きやすい。
- 溶着しやすい:刃先に銅が溶着し(構成刃先)、工具寿命を縮めたり仕上げ面を荒らしたりする。
これらの特性により、ステンレスやアルミの加工が得意な工場であっても、「銅の微細加工」となると精度が出せないというケースが多々あります。特に、穴径がφ0.1mm以下であったり、壁厚がミクロン単位の薄肉加工であったりする場合、一般的な設備と技術では対応が困難です。
微細加工における技術的要件
銅の微細加工を成功させるためには、単に高価なマシニングセンタがあれば良いわけではありません。以下の3つの要素が高い次元で融合している必要があります。
- 適切な工具選定:銅特有の粘りに対応するための、シャープな切れ味を持つ微細工具やDLCコーティング工具の選定。
- 加工条件の最適化:回転数、送り速度、切り込み量の絶妙なバランス調整による、切削抵抗の抑制。
- 温度管理と固定技術:素材の変形を防ぐための治具設計と、徹底した温度管理下の加工環境。
株式会社MRTでは、これらの技術的ハードルを独自のノウハウでクリアし、愛知県内でもトップクラスの銅微細加工技術を提供しています。
株式会社MRTの微細加工サービス
株式会社MRTが提供する加工サービスは、試作開発から小ロット生産まで、お客様のニーズに合わせて柔軟に対応可能です。
Reason1.
営業について
Reason1-1.
企画から相談できる
「市販品だとサイズが大きいし重いから、アルミで製作できないか」など、お悩みの企業様からのご相談を受けて、試作を繰り返して納得のいくご提案をします。
Reason1-2.
図面から完成品まで加工をワンストップ
刻印・焼入れ・研磨・溶接・表面処理・組立てまで弊社と協力会社にて行えます。図面だけあれば完成します。
Reason1-3.
厳しい納期に関して対応可能
企業のお客様のご希望納期通りに納品しています。そのため、生産管理システムと現場での納期の可視化、各機械ごとの1日の生産状況の可視化などを行うことで可能にしています。
Reason2.
製造について
Reason2-1.
アルミ加工はコストカットとスピード対応が可能
自社設計のアルミ専用特殊工具を使うことで、大きめの材料から10個製品を作れるため、材料費を抑え短時間で加工することが可能になりました。結果としてコストダウンが実現しました。
Reason2-2.
外観面に傷をつけずに加工
特にアルミは傷がつきやすい素材です。加工時に保護シートを使用することの他、お客様のお手元に届くまでの保管・梱包・運搬のプロセスでも傷をつけない環境や設備がございます。
Reason2-3.
軽量化で薄い板も加工できます
冷凍チャックや真空チャックという自社の特殊設備で1mm以下の厚さでも高い精度で加工が可能です。異形状でも対応しています。
Reason2-4.
量産から単発・単品加工も可能です
大きなものは月産500個、小さなものは月産6,000個の実績があります。コストダウンしたい場合には、月産10~1,000個がオススメです。もちろん単品・単発加工も可能です。
Reason3.
品質保証について
Reason3-1.
加工や運搬のキズ対策
お客様の基準をクリアするレベルまで最適な処理をします。専任の品質管理部が責任をもって対応しています。
Reason3-2.
品質保証
品質マネジメントシステムの自社運用のため、各製品ごとに製造プロセスから検査に至るまで遡って対応可能です。入社3年目以降の社員は検査員資格を取得する教育を行っています。
Reason3-3.
高精度の検査体制
測定器は信頼のある日本製を使用し、使用頻度の高い測定器は毎日点検し記録しています。三次元測定器による保証のついた測定データも添付可能です。
愛知県で株式会社MRTが選ばれる4つの理由
愛知県には数多くの金属加工会社が存在しますが、その中でも株式会社MRTが銅の微細加工において指名され続けるには理由があります。
1. 難削材である「銅」への深い知見と実績
前述の通り、銅は非常にデリケートな素材です。株式会社MRTでは、タフピッチ銅(C1100)や無酸素銅(C1020)はもちろん、クロム銅やベリリウム銅といった銅合金の微細加工にも豊富な実績があります。「他社で断られた」「バリがひどくて使い物にならなかった」という案件こそ、ぜひご相談ください。
2. ミクロン単位の精度を実現する設備と技術者
微細加工において「公差±0.005mm」といった厳しい要求は珍しくありません。株式会社MRTでは、高精度マシニングセンタを保有するだけでなく、その性能を極限まで引き出す熟練のオペレーターが在籍しています。機械任せにするのではなく、素材の状態や気温変化を見極めながら微調整を行う「職人の目」が、安定した高品質を生み出しています。
3. 試作開発に特化したスピード対応
開発現場において、スピードは命です。株式会社MRTは試作加工を得意としており、見積もり回答から納品まで、迅速な対応を心がけています。愛知県内のお客様であれば、対面での細かな打ち合わせもスムーズに行えるため、開発リードタイムの短縮に貢献します。
4. 徹底した品質管理と測定体制
どれほど微細な加工ができても、それを測定し保証できなければ意味がありません。株式会社MRTでは、画像寸法測定器などの精密測定機器を完備し、加工された製品が図面通りであることを確実に保証してから出荷します。この安心感が、大手メーカー様からの継続的な受注につながっています。
他社との違い|量産工場と試作特化型の比較
銅の加工依頼先を選定する際、一般的な量産加工工場と、株式会社MRTのような「微細・試作特化型」の企業では、得意とする領域が異なります。その違いを以下の表にまとめました。
| 比較項目 | 一般的な量産加工工場 | 株式会社MRT(微細・試作特化) |
|---|---|---|
| 得意なロット数 | 数千〜数万個(大量生産) | 1個〜数百個(試作・小ロット) |
| 銅の微細加工 | バリ取り等の後工程で対応することが多い (精度が落ちる場合がある) | 切削工程のみでバリレスを目指す (高精度・高品位) |
| 対応スピード | ライン調整が必要なため 立ち上がりに時間がかかる | 段取りが早く、短納期対応が可能 |
| 難易度の高い形状 | 定型的な形状を好む | 薄肉・微細穴・複雑形状に挑戦可能 |
| 相談の柔軟性 | 仕様確定後の図面通り加工が基本 | 開発段階からのVA/VE提案が可能 |
もし、お客様が「数万個の銅部品を安価に作りたい」のであれば、量産工場の方が適しているかもしれません。しかし、「開発中の重要部品で精度を妥協したくない」「複雑な形状の銅部品を1つだけ大至急欲しい」という場合は、株式会社MRTが最適なパートナーとなります。
会社案内
愛知県を拠点に、日本の最先端技術を支える株式会社MRTの企業情報です。
代表よりご挨拶

創業1970年、木工機械の部品製作から始まり、時代の変化と共にさまざまな業界にチャレンジしてきました。自動車専用機、工作機械、車椅子、バイク、半導体製造設備、航空機など、金属部品切削加工を軸に堅実に成長してまいりました。
昨今の世界情勢と国内における製造業の厳しさを日々感じておりますが、社名変更を期に益々の発展を目指し、お客様に満足をしていただけるよう、日々努力を重ねていく所存でございます。
皆さまからの信頼・ご期待に応え、経済・社会の礎となるモノづくりを目指して、全社員一丸となって取り組んでまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
株式会社MRT
代表取締役 村田 直喜
会社概要
| 社名 | 株式会社MRT |
| 代表取締役 | 村田 直喜 |
| 所在地 | 〒454-0996 愛知県名古屋市中川区伏屋二丁目209番地 |
| 設立 | 創業/昭和45年4月 設立/昭和62年10月(法人化) |
| 資本金 | 1,000 万円 |
| 社員数 | 17 名 |
| 業種 | 精密部品機械加工 |
| 事業内容 | 各種機械部品のNC旋盤・マシニングセンタによる切削加工 (表面処理等最終工程まで請負可能)自動車関連専用機 航空機 医療器 半導体製造設備関連等 |
| 取引銀行 | 三十三銀行、名古屋銀行、中京銀行 |
| 加盟団体 | 愛知中小企業家同友会、(社)中川法人会、名古屋商工会議所 |
会社沿革
昭和45年4月に創業者 村田明朗が木工機械の部品製造を目的として創業し、山下機械株式会社との取引がきっかけで、自動車部品の専用機の部品加工に長年にわたり携わってまいりました。モノづくりへの技術・思いを積み重ね、職人集団として多種多様な要望にお応えし、多くの取引先から評価をいただいております。
| 1970年(昭和45年) | 4月 | 村田明朗が名古屋市中川区中須町に村田鉄工所として開業する。 |
| 1981年(昭和56年) | 12月 | NC旋盤を導入。 |
| 1987年(昭和62年) | 10月 | 有限会社 村田鉄工所に改組 |
| 1990年(平成2年) | 6月 | M/C滝澤MAC-410導入。 |
| 1998年(平成10年) | 5月 | 4軸付M/C森精機SV400導入。 |
| 2001年(平成13年) | 4月 | 4軸付M/C森精機SV403導入。 |
| 2004年(平成16年) | 4月 10月 | 中川区押元町に本社工場移転。 M/C森精機NV5000α1B導入 |
| 2006年(平成18年) | 10月 | 4軸付M/C森精機NV5000α1A導入。 |
| 2011年(平成23年) | 12月 | NC複合旋盤 滝澤TCN-2000Y導入。 |
| 2012年(平成24年) | 10月 | 株式会社MRTに改組・社名変更。 |
| 2014年(平成26年) | 4月 | M/CブラザーS700X1導入。 |
| 2015年(平成27年) | 4月 10月 12月 | M/CブラザーS700X1導入。 村田直喜が代表取締役に就任。 東京精密製三次元測定機を導入。ISO 9001 認証取得。 |
| 2019年(令和元年) | 7月 9月 | 中川区伏屋に本社工場移転。 M/CオークマMB-46VAE導入。 |
| 2020年(令和2年) | 3月 | M/CブラザーS1000X1導入。 |
| 2021年(令和3年) | 4月 | M/CオークマGENOS M460-VE導入。 |
| 2022年(令和4年) | 3月 | M/CオークマGENOS M460-VE導入。 |
| 2023年(令和5年) | 6月 | M/CオークマMU-4000V導入。自動搬送ロボットSTANDROID導入。 |
お問い合わせ
銅の微細加工に関するご相談、お見積りのご依頼は、以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。図面がない段階でのご相談も歓迎しております。
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弊社は、プライバシーポリシーを変更する場合があります。
プライバシーポリシーに重要な変更がある場合には、サイト上で告知します。
2021年09月1日
株式会社 MRT
代表取締役 村田 直喜
【銅】+【微細加工】を成功させるための深掘り知識
ここからは、さらに専門的な情報をお求めの技術者様に向けて、株式会社MRTが銅の微細加工において重要視しているポイントを深掘りして解説します。
最適な銅合金の選定アドバイス
「銅」と一口に言っても、用途によって最適な材質は異なります。株式会社MRTでは、加工のしやすさと機能性のバランスを考慮したご提案も可能です。
- 無酸素銅 (C1020):
純度が99.96%以上と高く、電気・熱伝導性に極めて優れています。ただし、非常に粘り気が強いため、微細加工には高度な技術が必要です。水素脆化を起こさないため、還元雰囲気中で高温になる部品に適しています。 - タフピッチ銅 (C1100):
最も一般的な純銅です。導電性は高いですが、600℃以上の加熱で水素脆化を起こすリスクがあります。一般的な電極やバスバーの加工によく用いられます。 - ベリリウム銅 (BeCu):
銅合金の中で最高の強度を持ち、バネ性にも優れています。コネクタの接点やスイッチ部品など、微細かつ耐久性が求められる部品に最適ですが、加工硬化しやすく工具摩耗が激しい難削材です。 - テルル銅 (C14500):
快削銅とも呼ばれ、銅の中では比較的加工性が良い材料です。導電性をある程度維持しつつ、複雑な微細形状を加工したい場合に選定の候補に挙がります。
微細穴加工における「バリレス」への挑戦
銅の微細加工において最大の敵は「バリ」です。特にφ0.5mm以下の微細穴加工において、穴の出口側に発生するバリは、除去しようとすると製品自体を変形させてしまうリスクがあります。
株式会社MRTでは、以下の対策を講じることで、後処理に頼らない「加工時点でバリを出さない(バリレス)」技術を追求しています。
- ステップフィードの最適化:切り屑を細かく分断し、排出性を高めることで穴内部の摩擦熱を抑制します。
- 専用工具の採用:銅専用の刃型形状を持つドリルを使用し、食いつきと抜けの良さを確保します。
- バックアップ材の活用:貫通穴の場合、出口側に適切なバックアップ材を密着させることで、バリの発生を物理的に抑えます。
愛知県から全国へ、高精度な銅パーツを
愛知県は自動車産業や航空宇宙産業の集積地であり、求められる品質基準は世界トップレベルです。この厳しい環境で磨かれた株式会社MRTの銅微細加工技術は、県内のお客様だけでなく、全国の研究機関や開発部門の皆様からも高く評価いただいております。
「銅の加工で困っている」「ミクロン単位の精度が必要だ」
そのような課題をお持ちの方は、ぜひ一度、株式会社MRTの技術力をお試しください。

