加工コストを左右する!フライス盤設計での最適肉厚とは?

設計エンジニアの皆様へ:加工コストを最適化するためのフライス盤設計の肉厚ガイド

設計段階での肉厚の最適化が、加工コストと品質のバランスを実現します。

  • ✔ 加工コスト削減のための肉厚設計のポイントを解説
  • ✔ 実例を交えた設計ミスの回避方法を紹介
  • ✔ 設計と加工の連携による品質向上の秘訣を伝授

1. フライス盤の種類と対応素材

フライス盤は、主に立てフライス盤と横フライス盤の2種類に大別されます。立てフライス盤は、主軸が垂直方向に配置されており、主に平面加工や溝加工に適しています。一方、横フライス盤は、主軸が水平方向に配置されており、側面加工や溝加工に適しています。対応素材としては、アルミニウム、鋼、ステンレス鋼などが一般的であり、素材の特性に応じて適切なフライス盤を選定することが重要です。

2. 肉厚が設計とコストに与える影響とは?

部品の肉厚は、設計と加工コストの両面に大きな影響を与えます。薄すぎる肉厚は、加工中の変形や破損のリスクを高め、追加の補強や再加工が必要になる場合があります。逆に、厚すぎる肉厚は、材料費の増加や加工時間の延長を招き、コストが上昇します。最適な肉厚を設計することで、加工の安定性とコスト効率を両立させることが可能です。

3. 設計者がやりがちな失敗例と回避策

設計者が陥りやすい失敗の一つに、肉厚の不均一な設計があります。例えば、部品の一部だけが極端に薄い場合、加工中にその部分が変形しやすくなります。また、急激な肉厚の変化は、応力集中を引き起こし、破損の原因となります。これらの問題を回避するためには、肉厚を均一に保つことや、緩やかな変化を持たせる設計が推奨されます。

4. コスト削減を実現する設計改善ポイント

コスト削減を目指す設計改善のポイントとして、以下の点が挙げられます。まず、加工しやすい形状を採用することで、加工時間を短縮できます。次に、標準的な工具や治具を使用できる設計にすることで、特別な設備の必要性を減らし、コストを抑えることができます。また、部品の統合や簡素化を図ることで、組立工数や部品点数を削減し、全体のコストダウンにつながります。

5. 加工現場との連携でミスを減らす工夫

設計と加工現場の連携は、製品品質の向上とミスの削減に不可欠です。設計段階で加工現場の意見を取り入れることで、実現可能な設計が可能になります。例えば、加工現場からのフィードバックをもとに、加工しやすい形状や公差を設定することで、加工ミスや再加工のリスクを減らすことができます。また、設計変更時には、加工現場との情報共有を密に行い、スムーズな対応を図ることが重要です。

6. 設計と生産の歩み寄りで成果を最大化

設計と生産部門が密接に連携することで、製品の品質向上とコスト削減を同時に実現できます。例えば、設計段階で生産工程を考慮した設計を行うことで、加工の効率化や不良品の削減が可能になります。また、定期的なミーティングや情報交換を通じて、双方の課題や改善点を共有し、継続的な改善活動を推進することが重要です。これにより、製品開発のスピードアップや市場競争力の強化につながります。

会社案内

代表よりご挨拶

創業1970年、木工機械の部品製作から始まり、時代の変化と共にさまざまな業界にチャレンジしてきました。自動車専用機、工作機械、車椅子、バイク、半導体製造設備、航空機など、金属部品切削加工を軸に堅実に成長してまいりました。

昨今の世界情勢と国内における製造業の厳しさを日々感じておりますが、社名変更を期に益々の発展を目指し、お客様に満足をしていただけるよう、日々努力を重ねていく所存でございます。

皆さまからの信頼・ご期待に応え、経済・社会の礎となるモノづくりを目指して、全社員一丸となって取り組んでまいりますので、今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

株式会社MRT
代表取締役 村田 直喜

会社概要

社名株式会社MRT
代表取締役村田 直喜
所在地〒454-0996
愛知県名古屋市中川区伏屋二丁目209番地
設立創業/昭和45年4月
設立/昭和62年10月(法人化)
資本金1,000 万円
社員数17 名
業種精密部品機械加工
事業内容各種機械部品のNC旋盤・マシニングセンタによる切削加工
(表面処理等最終工程まで請負可能)自動車関連専用機
航空機
医療器
半導体製造設備関連等
取引銀行三十三銀行、名古屋銀行、中京銀行
加盟団体愛知中小企業家同友会、(社)中川法人会、名古屋商工会議所

会社沿革

昭和45年4月に創業者 村田明朗が木工機械の部品製造を目的として創業し、山下機械株式会社との取引がきっかけで、自動車部品の専用機の部品加工に長年にわたり携わってまいりました。モノづくりへの技術・思いを積み重ね、職人集団として多種多様な要望にお応えし、多くの取引先から評価をいただいております。

1970年(昭和45年)4月村田明朗が名古屋市中川区中須町に村田鉄工所として開業する。
1981年(昭和56年)12月NC旋盤を導入。
1987年(昭和62年)10月有限会社 村田鉄工所に改組
1990年(平成2年)6月M/C滝澤MAC-410導入。
1998年(平成10年)5月4軸付M/C森精機SV400導入。
2001年(平成13年)4月4軸付M/C森精機SV403導入。
2004年(平成16年)4月
10月
中川区押元町に本社工場移転。
M/C森精機NV5000α1B導入
2006年(平成18年)10月4軸付M/C森精機NV5000α1A導入。
2011年(平成23年)12月NC複合旋盤 滝澤TCN-2000Y導入。
2012年(平成24年)10月株式会社MRTに改組・社名変更。
2014年(平成26年)4月M/CブラザーS700X1導入。
2015年(平成27年)4月
10月
12月
M/CブラザーS700X1導入。
村田直喜が代表取締役に就任。
東京精密製三次元測定機を導入。ISO 9001 認証取得。
2019年(令和元年)7月
9月
中川区伏屋に本社工場移転。
M/CオークマMB-46VAE導入。
2020年(令和2年)3月M/CブラザーS1000X1導入。
2021年(令和3年)4月M/CオークマGENOS M460-VE導入。
2022年(令和4年)3月M/CオークマGENOS M460-VE導入。
2023年(令和5年)6月M/CオークマMU-4000V導入。自動搬送ロボットSTANDROID導入。

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    2021年09月1日
    株式会社 MRT
    代表取締役 村田 直喜